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夏が終わって性病の感染が拡大 [性感染症]

かなり以前に日本ではクラミジアの感染者が増え続ける傾向にあるという
話を書いたことがありましたが、最近の調査では特に十代後半から二十代
前半の女性では、ほぼ十五人に一人の割合でクラミジアに感染している、
という結果が出ています。

クラミジアが増えている要因の中でも最大の理由は、自覚症状がないこと
なんですが、自覚症状がないから問題ないというわけではなくて、不妊の
原因になるということが確認されていますし、同一条件でのセックスでは
エイズウィルスに感染する確率が五倍になると言われています。

そんな危険な病原体が、なぜ増え続けているのか?ということなんですが
現在の若い世代は妊娠に対する不安と、性感染症に対する不安を払拭する
手段として、フェラチオでの射精は安全であるという誤解をしているため
に、年齢が低いほど一連の性行為の中でフェラチオの割合が増えるという
傾向があり、無防備に口の中で射精を受け入れてしまうためにクラミジア
の咽頭感染の増加に繋がっているようです。


確かにフェラチオで妊娠はしませんが、粘膜は基本的に感染する危険性は
あるわけですから、喉に精液がかかればクラミジアに感染するわけです。

喉にクラミジアを持っていれば、別のペニスを咥えた時にペニスが感染し
そのペニスを膣内に挿入した場合は、今度は膣に感染が広がってしまい、
キスをすれば、また今度は咽頭に感染してしまうということになるので、
二人が順番にどこかを治しても、また移し合うという結果になってしまい
完治することがありません。

また、アダルトビデオなどの影響で精液を顔にかける顔射をする例も増え
同じく粘膜である目に精液が入るとクラミジアの病原性結膜炎になったり
鼻に入ると、鼻の粘膜から咽頭がクラミジアに感染します。

そんな感じで、膣の中に挿入するノーマルなセックス以外の性行為により
感染が拡大しているのが、現状のクラミジアの実態のようです。

性器の場合に比べると、咽頭の感染は治りが遅いために治療の途中で自覚
症状がないがために治療を投げ出してしまうという例が多いので、感染者
が増え続けているということにも繋がっているようですね。

セックスやフェラチオなどの性行為を定期的に、または不定期でも頻度が
高い場合には、一年に一度とか半年に一度の割合で検査を受けることも、
大切なことなのかも知れません。

産婦人科で性器を診察されるのが嫌だという場合は、咽頭のクラミジアも
保険が利くようになりましたので、耳鼻科にいって喉の検査をしてもらう
というのが良いのではないかと思います。

セックスの快感を100%楽しむには、健康であるということが重要である
と思いますし、相手の人に対して精神的な不安感を持たせてのセックスは
双方にメリットがないと思いますので、検査を受けて感染していれば治す
ということを徹底するのが愛情を感じるセックスの秘訣ではないかな。




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