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欲情の作法 [大切なこと]

先々回の廃用性萎縮という症状を含めて、性愛の部分にスポットを当てた
恋愛論が綴られている作家・渡辺淳一氏の著作本の話です。

「男は振られる生き物である」というlesson1から始まり「なぜ男と女が
いるのか」のlesson14まで、なかなか恋人が出来ない人、恋人らしき人
が出来てもセックスにまで進めない人など、恋愛途上で道に迷っている人
を対象に書かれている本で、恋愛やセックスに対して自信のない人が今後
前向きに恋愛に取り組める気持ちになれる本だと思います。

私も「くまのプーさん」改め「テッド」と自分で書くぐらいですから何が
間違っても外見的には、絶対にモテるタイプではありませんから、若い頃
は恋愛経験も少なく(というよりも、婚外恋愛のお付き合いの方がかなり
多いです。)初めてセックスをしたのは21歳の時でした。


特に童貞ということに対してコンプレックスがあったというわけでもなく
20歳までには風俗に行ってでも童貞を卒業したいと言っていた同級生と
見解の違いを感じつつも、特にそれが良いとか悪いとかを決める気も無く
いつか愛する人が現れるだろうという感じで、どちらかと言えば純粋無垢
な恋愛観を持っていたと思います。

それに対して「欲情の作法」では、特に若い男性が女性のことを好きだと
言うのは(思うのは)セックスをしたいということだという本音をいかに
包み隠しつつ、愛しく思う女性とセックスにまで持ち込むのかという流れ
を書いてある本で読んでいると、うんうん確かに…と同意せざるをえない
記述がたくさんあって婚外恋愛においても充分に通用する「欲情の作法」
が学べるようになっています。

セックスをしないと生殖器が退化するというのは私が個人的に思っていた
ことなんですが、医師でもある渡辺氏が、廃用性萎縮という言葉を用いて
私が考えていたことを説明している部分を読んで妙に共感した次第です。

まだ女性との初体験を済ませていない人も、何人かの女性とはセックスを
していても心から繋がっている満足感が得られていない人も一歩前に出た
恋愛とセックスを経験することに繋がる本だと思いますので、騙されたと
思って読んでみて下さい。

読んだ後で騙されたと思ったら、それは考え方の違いということでお許し
をいただけたらと思います。

欲情の作法 (幻冬舎文庫)欲情の作法 (幻冬舎文庫)
渡辺 淳一

男というもの (中公文庫) 懲りない男と反省しない女 (中公文庫) これだけ違う男と女 (中公文庫) 事実婚 新しい愛の形 (集英社新書) 熟年革命

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