男性に原因のある不妊の理由 後編 [避妊・妊娠]
なることを本人も気付かないままで、不用意にしていることに対する注意
という意味もあるわけですが、前回に引き続いて、今回も無意識のうちに
精子が減少する危険要因を書き出して行くことにします。
一時期、男性用の下着はトランクス派が大半を占めていましたが最近では
ブリーフやボクサーパンツのように、股間が目立つタイプの下着を履いて
オスの魅力を強調することでセックスレス解消だとか、性的魅力を前面に
出した男性が評価される傾向があり、ブリーフやボクサーパンツ、中には
Tバックなどタマタマをホールドする下着も復権してきています。
前回の内容から想像がついているかと思いますが、タマタマを包み込んで
タマタマに熱が溜まる下着だと、精子の生産には適さないレベルまで体温
が上昇してしまう危険性があるので、トランクスやふんどし(最近は日常
使う人もいるようです)の方が、オスの繁殖力は強くなります。
見た目はゆるく、性能的にはシャープ&ストロングなタマタマのためには
ゆるい下着を履いて、タマタマが出来るだけブラーンと出来るようにする
というのが重要なように思います。
次に携帯電話なんですが、5年前に発表された研究結果によれば携帯電話
を1日4時間以上使用する男性は、一般的な男性と比べて精子の量が減り
妊娠させられる強い精子の割合が著しく減少しているようなので、本当に
関連性があるのかの検証は、まだ研究中になっています。
個人的に疑念を感じているのは、携帯電話の電磁波の問題で影響はないと
仮説を立てる研究者と電磁波によって精子は全滅すると考えている学者が
いる限りは、出来るだけタマタマから離れた場所で携帯電話を持って歩く
ようにしないと、子どもが欲しいと思った時には後の祭りかもですね。
後は体重の増加に気を付けないと精巣の機能が低下して、精子の質や量に
悪影響が及ぶこともありますし、肥満が進むと糖尿病や肝機能障害などの
病気が出るようになってきますので、何よりもまず重要な性欲が減退する
ということになりますから体重管理には要注意です。
最後にタバコとアルコールですが、アルコールは以前から精子の質と量に
影響を及ぼすことが報告されていますが、タバコの場合にはさらに深刻な
問題が出ることが発見され、精子の運動量が急激に低下し、卵子のところ
までたどり着くことが出来なくなるだけでなく、精子そのもののDNAを
破壊したり、勃起不全の原因にもなりますから少なくとも子どもが欲しい
と思うのであれば、禁煙することが必要になるはずです。
いろいろなストレスを解消するのがアルコールであり、タバコですからね
それを止められるのは辛いかと思いますが、なるべく不妊治療を受けずに
妊娠するためにはそれなりの努力も必要だと思います。
不妊治療、やめました。―ふたり暮らしを決めた日 堀田 あきお 堀田 かよ by G-Tools |
ご連絡、ご意見、ご感想は contact@ponta.pet までどうぞ。
コメント 0