セックス・ストライキ

台湾での話ですが、朝の出勤前に奥さんにセックスを迫ったものの相手に
してもらえなかったので、セックスさせてくれるまで会社に行かない、と
出社拒否をして訴訟騒ぎになったという話があるようです。

こういう場合、どのような罪状というか何が問題になるのかというと男側
の行動がセクシャルハラスメントに該当するということで、何かの条件を
突き付けてセックスを迫るということが性行為の強要になるわけですね。

ただ不思議なのは、朝の忙しい時間帯じゃなければダメなんでしょうか？
ということで、余裕のある夜ならば問題なくセックスの相手をしてくれる
ということなのではないかと思いますが、そういうことではないのかな？

他の国でも時々、このような話題はありますが大体の場合はもっと大きな
政治的な理由（銃器が大量に出回っている国で男達に対して銃を供出する
しない限りセックスに応じない…など）がありますが、今回の例のように
男側の勝手な欲望の発散に応じないということについて、男側が出社拒否
なんていうセックス・ストライキは聞いたことがありません。

以前、お付き合いのあった女性は、夫と私以外にも、彼がいて私とは月に
一回程度会うか会わないか、地元の彼とは職場でセックスしていたために
夫とは全くセックスしていなかったわけですが、その夫と喧嘩をして実家
に戻っていた時に、わざわざ実家まで訪ねてきて女性の両親に対して女性
は浮気をしていると訴えて、その理由としてセックスさせないからと両親
にわざわざ報告をするということがありました。

両親も結婚した娘ですからセックスをしていることは当然、理解している
わけですが、お宅の娘がセックスをさせないのは両親の躾が悪いからだと
言われても知ったことではないでしょうし、そんな生々しい話は結婚後で
あっても聞きたくもない話ですから、当然のように夫は帰ってくれと外に
追い出されたようですが、セックスレスの夫婦と一口に言っても、片方は
実はセックスしたくて仕方がないという場合もあると思います。

あまり表に出ませんがセックスを拒否しても寝ている隙に無理やり下着を
脱がされてヤラレテしまった、なんて話もあるようで、それって正確には
夫婦間であっても強姦が成立するはずですので、これからＤＶ問題が更に
大きく取り上げられる時代になると思います。

二人の愛情が交差する場所が股間であれば、セックス・ストライキという
問題も起きないはずですから、セックスの関係を大切にしたいのであれば
欲望だけでなく相手を思いやる気持ちを大切にするべきでしょうね。

夫とは、したくない。~セックスレスな妻の本音~ 二松 まゆみ by G-Tools

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