ＡＶ男優は希少動物よりも少ない？

いろいろなニュースサイトで話題になっていますが、日本ではＡＶ男優が
７０人程度しか存在していないため絶滅危惧種のベンガルトラよりも希少
な存在になっているという報道がありました。

ＡＶ女優の数が約１万人なのに対して、男優は７０人程度なので男優不足
の状態になっているという話を現役のＡＶ男優がツィッターに書いたのが
元ネタになっています。

実際にはどうかというとＡＶの制作会社には自薦（他薦なんて滅多にない
ということです）のＡＶ男優志望者からの応募はかなり数あるのが実際の
ところのようで、決して男優不足に悩んでいるということはないのが事実
なので、ペニスが大きいとか、精力絶倫とかアピールポイントを探し出し
すぐにでもＡＶ男優としてデビューできると思った人がいたとしたら残念
な空想で終わる確率は高いです。

実際に女優とセックスをすることが出来る男優は確かに１００人もいない
ということのようですが、この１００人の枠に入るためには監督が合図を
した時点でペニスを勃起させることのできるコントロール力、女優が指名
をしてくれる魅力（女優に拒否された時点でセックスは出来ませんから）
撮影の度にＨＩＶや性感染症の検査証明の提出など、セックス自体の能力
人間としての魅力、健康など多くの要因がクリアできないと男優としては
出演することが出来ません。

一昔前にただ単に精力旺盛で、勃起しなければＥＤ治療薬で無理やり勃起
させていた時代とは違って、ＡＶ女優も契約で守られていますから本人が
嫌だと言えば男優のチェンジは当然、女性器が弱いからペニスが大きいと
セックス出来ないとか、ただ大きければ良かった時代とは違います。

そんなわけでＡＶ男優志望の人の大半は「汁男優」と呼ばれる、ただ精液
を出すだけの役割を日当数千円で引き受けているわけですから仕事として
生活をすることが出来るわけがありません。

ですから正確にはＡＶ男優で生活が出来るプロは１００人にも満たないと
いう厳しい世界であるということであって、セックスしたい男性は誰でも
大歓迎の世界ではないことは知っておく必要があります。

女優の契約はかなり詳細で、３Ｐ不可とかアナル不可とか、外国人は不可
なんて感じで、裏稼業だったような時代からはかなり改善されていますが
男優は冷遇されているのが実態です（希望者が多いので、そんなに待遇を
良くする必要はない）ので、話題に乗って勘違いしないことが大切です。

「AV男優」という職業 セックス・サイボーグたちの真実 水野 スミレ by G-Tools

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