ラブホテルでの事件簿－７

ラブホテルの室内というのは、意外にも小さな事故の発生しやすい環境に
なっている部分が多々あるという一つの事例です。

世の中にはラブホテルに行って昼間のタイムサービスの時間を利用して、
カラオケ三昧という人もいるようですが、大概の場合は男女の逢瀬の場と
して利用するのが一般的だと思います。
そんな一般的な利用をしていたときの事です。

ベッドの上で彼女の中に挿入して、セックスの基本的な動作をしていた時
のことなんですが、彼女のもっと、もっと強く！という声に応えようと、
深く強く奥へと突き入れることを繰り返していました。

コンドームが嫌いな彼女でしたので、お腹の上に出す前提でコンドームは
していなかったので、双方がナマの快感で盛り上がっていたわけです。

ベッドの上で足元の方向から、頭の方向へと突き上げる行為を繰り返して
いたわけですから彼女は徐々に上のほうへとずり上がっていたのですが、
その事は私も彼女もあまり気にもしないで絶頂へと突き進んでいました。

もうピークを迎えようとした瞬間、ゴン！と鈍い音と共に彼女の痛～い！
という声が響き渡りました。
ラブホテルのベッドの枕元って、模造？大理石みたいな堅い造りになって
いる事が多いじゃないですか。
この角の部分に頭をぶつけてしまったんですね。

更に、当たった瞬間に彼女の中でキューッと締め付けられてしまったので
ナマの状態のままで発射してしまうという上も下もマズイ状態に…。
幸いにして頭は小さなコブが出来ただけで済みましたが、次の生理までは
ビクビク状態が続いたのでした。

後で聞いた話では、バックスタイルでセックスをしていた際に強く一突き
された弾みで前に倒れこみ、頭をぶつけて大出血をして救急車で運ばれた
という例もあるようですから、激しい運動になりそうな場合は、足元側に
頭を向けてするというのも一つの自衛策かもしれませんよ。

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