女性器(小陰唇)の悩み [性の悩み・性の疑問]
書きましたが、女性の場合、男性とは違って、鏡に映したりしない限りは
自分自身の性器をマジマジと見ることが出来ないということもあるためか
必要以上に深刻な悩みとして考えてしまう傾向があるようです。
形状、臭い、機能について、それぞれに深刻な悩みとして、場所柄、友達
や家族にも相談しづらくて悶々と一人で悩みを抱えている人も少なくない
ということが、女性向きの健康相談などを見ていてもわかります。
そんな中で、やっぱり小陰唇の悩みというのは結構な割合で登場するよう
な感じなので、標準というか一般的な小陰唇について書いてみます。
小陰唇はいわゆる割れ目(大陰唇)の内側にある部分で、正式な名前では
わからない人もいるかも知れませんが、ビラビラとも呼ばれている部分の
ことで、平均的な長さは5.5センチで、幅は約2センチということになり、
悩んでいる人の多い色は薄茶色からこげ茶色まで体質などによって様々な
色の濃さになっています。
あくまでも色素沈着によって色が濃くなるわけであり、セックスの回数が
多いとか、ポルノ小説に書かれているような淫水焼け(愛液によって色が
濃くなっている。)なんてことはありません。
以前にも書いたことのあるジャムウ石鹸で丁寧に洗うことを続けることで
色が薄くなるということはあるみたいですよ。
大陰唇の内側で、大切な部分(膣口・尿道口)を外部からの細菌などから
保護するためにあるとされていますから、美容外科医が主張するように、
切除をしてしまったら、本来の目的は果たせなくなってしまいます。
女性器=花に例えることが多いのですが、女性がセックスを目的にして、
股間を開いた時には花びらと形容されますよね。
男性から見た場合、開いた股間に咲く花びらは、その中心の膣口から蜜を
溢れさせる欲情の対象として艶っぽさを感じさせる対象ですが、女性は、
他人と比較するような機会もあまりありませんから、自分自身の性器には
不満を持つ人が多いような感じですね。
美容外科医の常套文句では、大陰唇から小陰唇がはみ出ている状態は既に
小陰唇肥大の状態であるため整形手術が必要だというようですが、これは
大陰唇・小陰唇という単語にも、ちょっと責任があるかも知れないかもね
と私的には思います。
大の中に、小は含まれるものであるという数学の公式のような連想が多分
多くの人の頭の中にあると思うので、そういう意味において固定観念から
大陰唇の内側に収まらない、小陰唇は異常であるというように考えても、
不思議ではないかも知れませんが、世界の女性の65%は小陰唇が大陰唇の
中から、はみ出しているという説もありますからね、美容外科医の口車に
乗せられて、必要もない手術を受けるのは止めた方が良いと思います。
※ 日本人女性に限ると80%とも言われています。
ちなみに、この65%という数字は男性の包茎の割合と偶然にも同じ程度と
いうことになっていて、その中でも日本人男性の場合には80%は包茎だと
されていますが、その9割以上は仮性包茎ですからね、実際にセックスを
する時には亀頭が露出しますから、全く問題はありません。
ところが美容外科医の広告では、包茎だとダメな理由をたくさん掲げて、
手術によってこう変わったなんてことが書いてありますが、不潔にすれば
包茎じゃなくても臭くもなれば、病気にもなりますし、包茎を治したら、
突然、そこら中の女性にモテモテになってセックス相手に困らないなんて
そんな話があるわけ無いですよね?
そんなわけなんで、小陰唇の悩みも包茎と同じく、実際には問題がないと
いう状態でも手術を勧められたりすることが多い部位だということです。
基本的には健康保険の利かない手術は不要であるということで、恋愛には
問題はないというように私は考えています。
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