妻とは出来ないこと [不倫]
普通に考えたら、アブノーマルなことというように思いますよね。
例えば、ソフトタッチのSMだとしても、自分の奥さんに性癖の本性まで
全てをさらけ出してしまうことに抵抗がある人は多いと思います。
夫婦なんだから秘密を持たないというのは、確かに本来あるべき姿だとは
思いますが、インターネットだけでなく、いろいろな情報を収集した結果
として、どうしてもアナルセックスを経験したいと思った場合に、奥さん
にアナルセックスをしたいと言える人がどれだけいるでしょう。
百人に一人の割合で、私も経験してみたかったのと話がトントン拍子で、
進展する場合もあるかも知れませんが、百人の内の半分以上はやんわりと
拒否して、残りの人は変質者を見るような目で夫を見るかも知れませんし
もしかしたら、会話さえなくなってしまうかも知れません。
本音でして欲しいことを奥さんに伝えた途端に変態と言われて、それ以降
アナルセックスどころか、ノーマルのセックスもさせてもらえなくなり、
そのまま離婚に至ったという話も聞いたことがありますから、セックスの
新しいバリエーションに挑戦するというのは、かなり大きなリスクのある
重大事だと言えるのではないかと思います。
たまたま、アナルセックスを例に出しましたが、それがフェラチオだとか
クンニリングス、中には正常位しかしないので後背位でセックスをしたい
と言っただけでアブノーマルなセックスはしたくないと拒否されたなんて
経験をしている人もいるようですから、セックスに関して言えば、夫婦の
間の本音というのは実際には、駆け引きの必要な建前であることが多いと
見ていいのではないかと思います。
ただ、これは男性側から見た時に限らずとも、立場が変わっても同じかも
なのしれないですけどね。
そう言えば、一晩のうちに二回目を求めたら、君がそんなに淫乱な女だと
知っていたら結婚しなかったよと夫に言われたなんてことが、何かの本か
雑誌の人生相談に載っていましたが、奥さんが二回目を求めるなんて余程
満足してくれたんだな、と嬉しくなるならわかりますが、それだけで淫乱
とかね、そんな言い方をされたら、そりゃ離婚も考えるでしょう。
というようなわけで、タイトルでは妻とは出来ないことと書きましたが、
もっと広い意味では配偶者とのセックスでは、なかなか要望できないこと
とか、もっと触って欲しい、もっと舐めて欲しい、もっと動いて欲しい、
なんて不平不満が、不倫の関係であれば、割と自由に相手に伝えることが
出来ると私は思うんですよね。
理由はいろいろあるでしょうが、一番の理由はやはりセックスの位置づけ
が結婚カップルと不倫カップルでは違うわけで、同じ一回のセックスでも
期待感とか、セックスをする機会を作るために必要なエネルギーが、不倫
カップルの場合では、かなり強くて高いと思うわけです。
そんなわけで、不倫カップルの場合には双方が充実したセックスをすると
いうことに、相当の情熱を注ぎ込みますよね。
その結果として、奥さんとは出来ないバイブレーターセックスを堪能して
彼女との間で、一緒にエクスタシーを感じることが出来たり、夫は絶対に
舐めてくれないクリトリスを不倫相手に存分にクンニリングスをして貰い
女として生まれた悦びを再認識することが出来た、なんていう体験を語る
人も出てくるわけです。
夫婦間だからこそ本音が大切な反面、夫婦間の関係を壊さないがために、
封印している本音の部分があるのが大多数の夫婦の実際のところなので、
それらの欲求不満を解消するためにも、不倫関係というのは大切なものと
私的には考えています。
妻とは出来ないこと、夫とは出来ないことを一杯体験することで、人生を
充実させるという生き方も、間違っているかもしれないけれど大切なこと
そんな風に考えるという事も、夫婦を長く続けていくには必要じゃないか
なんて私個人的な意見としては思っています。
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