不倫現場を見られるリスク [不倫]
一人の場合は、一緒に手を繋いでお買物をしている姿を何人もの人が目撃
していたということがありました。
同じ会社に勤める同士ですから、当然、住んでいるところも近いわけで、
その行動範囲の中に、同じ勤務先の人がたくさんいるのは当たり前です。
そこまで判っているのなら、わざわざ手を繋いで歩いたりして、人の目を
引くようなことはしなければいいのに、二人の想いが高まってしまうと、
もう止められなくなってしまうみたいですね。
その後も目撃談の内容はエスカレートして、ついには従業員の女性たちが
仕事帰りにたまり場にしている喫茶店に二人して出没して、一杯の飲み物
に、二本のストローを挿して飲んでいたとか、テーブルの下で手を繋いだ
まま離さなかったとか、さらにはテーブルに両肘を付いて向かい合いキス
をしていたとか、目撃者が増えるたびに密会(とは言わないな。の内容が
濃厚になっていき、遂には女性側の夫が知るところとなって、会社にまで
怒鳴り込んでくるという騒ぎになりました。
でもねェ、不倫に対して会社は事実上何も出来ないわけですよね。
少なくとも法律は違反していないわけですから、倫理観の問題なわけで、
さらに、両者の意思の元に交際をしているわけですから、どちらかに非が
あるというわけでもありませんから、夫は男性側に損害賠償を請求すると
いうようなことも事実上出来ないわけです。
女性に対して、不実であるという言い分は通りますが、男性に対して妻を
誘惑したから悪いというのは、誘惑に負けるような妻にしたのは誰なの?
という部分があるので、説明のしかたによっては自分自身が、自分自身の
魅力の無さについて説明をしなければならないという自虐的なことになり
訴えたがために自分自身が一番恥をかく、なんて事にもなりかねません。
結局、女性が会社を辞めて、男性は会社に残って、そのまま何もなかった
かのように終わってしまったわけですが、表に出なくなっただけなのか、
本当に終わってしまったのかは、本人たちのみが知るということになって
現在に至るということになっています。
やっぱりね、近くにいる人との不倫関係というのは、どうしてもリスクが
あるわけなんで、不可侵な部分をきちんと設定できる強い意志がある人で
ないと、永続的な関係を維持するのは難しいかと思います。
但し、最初から一線を引くのは恋愛だと言えるのか?という部分もあって
やっぱりそういう部分も考えると、情熱的に燃え上がりながらも、二人が
距離をとってクールダウンのできる遠距離恋愛の方が、永続的な自由恋愛
には向いているのかも知れませんね。
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