セックスから始まる恋愛

恋愛の標準的なパターンと言うのは、以前にも書いたような気がしますが
街中で偶然に好みのタイプの異性を見つけて、とか通勤通学の電車の中で
気になる人を見つけて、または会社の中でとか同じ建物の中で働いている
人がいつしか気になってというところから始まって、以後、知人としての
お付き合いから友人としてのお付き合いになり、恋人へと進展していくと
いうのが一般に恋愛と呼ばれているパターンだと思います。

もちろん、未婚者がこのような関係を進展させても恋愛ですし、既婚者で
あろうが同じく恋愛だと思います。

が、既婚者同士の恋愛の場合は制約が多いというのは確かなことで、特に
会社の中とか、ご近所なんていう場合には関係が明るみに出たと同時に、
周囲の人間関係も含めてアウトということになりかねないのが実情です。

そのような恋愛（婚外恋愛）では、なかなか愛情を深め合っていく時間を
確保できないということもあるでしょうし、未婚ほどはセックスに対する
垣根が高くない（個人的な倫理の部分は別として。）ということもあって
既婚者同士の場合の方が、セックスに至るまでの時間は短いのではないか
と私的には推察します。

飲酒の勢いでとか、いわゆるセクハラで社内の人とセックスをしたという
場合は論外として好きだった想いを素早く伝える方法として、セックスに
誘うというのは無意味にズルズルと煮え切らない態度を見せるよりも余程
相手の人の立場に立っていると私は思います。

特に未婚同士のように結婚というゴールがある場合はともかく現在の生活
を壊したくはないという関係の二人にとって、セックスは大切なものだと
思いますから、感情を求め合う前にセックスを求め合い、体の相性が合う
人ならば、そこから愛情を深め合うという関係で良いと私は思います。

言葉と言葉のやり取りから、思いが募ってセックスの関係になる愛し方と
セックスによってお互いの良い点を認識して、言葉と言葉を交わして更に
深く愛し合う関係になるという愛し方のどちらもが本当の愛情であり片方
だけが正しいということはないということですね。

もちろん不倫は絶対に悪だという人もいれば、言葉で愛してキスで感じて
最後に素肌を見せあい、そして結ばれるのが王道だと考える人もいるのは
理解しますが、セックスの時のいろんな動作や仕草で素の人格が見えると
いう話もよく聞きますし、私もその説には賛成なので、婚外恋愛の状況で
ある限りは、まずセックスをして相性を確かめ合うというのも一つの本質
を見ることの出来る方法ではないかと思っています。



一度だけの人生ですから、いろいろな愛し方を経験し、多様な愛に触れて
可能な限りのセックスを体験するという自由恋愛主義には、セックスから
始まる恋愛は、大切な恋愛のカタチだと考えています。

タグ：セックス 恋愛 体の相性 結合 女性器