女性の中でイケナイ -1

最近というよりは、もう数年前から問題視され始めているみたいですが、
年齢的には20-30代ぐらいの男性の中に、女性を抱いても快感が頂点まで
達しなくて射精できないまま終わってしまうという例が増えています。

理由はいろいろと複合的にあるわけですが、一つ目としては時々記事にも
書いているようにＡＶの問題があるとされています。

ＡＶの場合、女優が演技をしているわけですからプライベートなセックス
では出さないような大きな喘ぎ声、手足をバタつかせてのリアクション等
実際のセックスではあまり見られないような感じ方をしています。

セックスの経験が少ない人、または未経験な人がＡＶの映像と女優の反応
を「普通」だと思ってしまうことで、実際にセックスをする相手の女性の
反応の少なさに性欲が冷めてしまって、映像のセックスと本物のセックス
の間で違和感を感じるために、射精にまで至る快感が得られないジレンマ
に陥るわけです。

女性は感覚で性感を得るタイプとされていますから、肌や性器周辺の接触
膣内への挿入という触感や自分の中に相手の男性を感じる感覚によって、
性的快感が高まるのに対して、男性の場合は視覚や聴覚が優先されるため
イメージしていたような喘ぎ声や乱れ方をされないと冷めてしまうという
人が多いみたいです。



元々があまり過激ではなかったＡＶやぼかしの入ったヌードグラビアのみ
だった時代にセックスを覚えた私たちの世代は、想像力を持って見えない
部分を補っていたので、実際の女性とのセックスも想像以上に感じられる
部分があるわけですが実際の挿入している部分までが見えてしまう現在の
ＡＶを見ている人には、逆に見た映像とは違う現実が目の前にあることで
冷めてしまうということなのではないかと思います。

相手の男性に、私とのセックスのどこが良い？と聞くのは抵抗があるとは
思いますが、もしも聞いた時に喘ぎ声とか乱れた表情とかの返答があった
場合には、女性の体を感じるという事は不得意なタイプかも知れません。



柔らかい乳房の感触とか、挿入した時の膣内の熱い感覚とか、そのような
答えが出る人は女性の体自身を感じているので射精も、ほぼ確実に出来る
と思いますが、前者のような場合はイメージと違う反応の場合は射精まで
到達しないセックスで終わってしまうように思います。

他にもいくつかの理由がありますので、順次、話を続けたいと思います。

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