ちょっと真面目にアダルトグッズの話

以前は特定の趣味の人が密かに買い求めるマニア向けグッズという見方が
強かったローターやバイブレーターは、今ではドンキホーテなどの一般の
小売店でも売られるほど一般化してきていて、アダルトショップに人目を
避けるようにして出かけて行って買うものではなくなっています。

利用経験者の割合は正確には分かりませんが、女性では約五割程度の人が
自分で使用し、男性が購入した商品を使用することを許した女性の割合は
それ以上に多くて８割程度ではないかと推定されています。

男性でも約五割程度の人が、自分用に購入して使ったことがあると見られ
女性のために購入して使用した経験がある人は約６割程度だというように
推定されています。

女性の割合と男性の割合が合わないのは、男性が複数の女性に対して使用
した経験があるのに対して、使用しない男性は全く使用する気などないと
いう考え方の違いとか、女性に対する接し方の違いがあると思います。

正式な名前は小難しい漢字で書いてあるものもありますが、もっと簡単に
使用目的から呼ばれている一連の商品群は、アダルトグッズとなっている
はずですが、商品を丹念に見ると、実際にはジョークグッズと表現されて
いるものが大半のような感じです。

一番安い物では数百円で買えるピンクローターから高い物では数十万円の
自動セックス椅子（個人で買う人がいたら、ある意味尊敬します。）まで
各種ありますが一番の売れ筋は女性用・男性用それぞれに用意されている
ローターとバイブレーターでしょうね。

ローターは小さな卵型ぐらいから標準並みのペニスぐらいまでの大きさで
クリトリスに当てたり、膣内に挿入した本体をコントローラーを使用して
振動の強弱を調整して使うもので、大人のおもちゃでは入門編的な存在の
グッズだと思いますし、初めての女性（セックスが初めてではなくグッズ
を使うのが初めての女性）でも恐怖感は感じないと思います。



それに対し、バイブレーターは日本人の標準並みペニスの１５センチほど
の大きさから大きな物だと２５センチ程度の大きなペニス（外国人並み）
の形状で、振動だけでなく捻れや捻り前後のピストン運動など複雑な動き
をする高機能型が多くて、単価も数千円から数万円と高額商品が存在する
カテゴリーになっています。

で、このローター＆バイブですが買ったものの使用していないとか実際に
使用しても想像ほど気持ち良くないという人がいるのも事実で、使い方に
慣れるまではなかなか難しいグッズでもあるところが、別の呼び方である
「大人のおもちゃ」という表現があるものと思われます。



３０代以上のセックスレスが過半数以上になっていると言われている日本
ですが、意外にセックスをしないことによる負の影響については語られる
ことが少なくて、子宮筋腫などの女性の病気や男性のＥＤなども、原因の
一つとしてはセックスレスがある、ということも覚えておく必要があると
思いますが、セックスをしない場合にはオナニーでも性機能の廃用性萎縮
という現象を防ぐことが出来ますので、セックスが面倒だと思っている人
はオナニーをすることで老化を遅らせることが出来るということを覚えて
おくと良いと思います。

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