女性がセックスに求めるもの

このブログを始めた四年前には女性が自らセックスを求めるという話には
懐疑的で、新聞や雑誌などの読者相談とか一般論として夫婦や恋人の間で
セックスがないのが辛いという記事についても、読者の興味を引くための
作り話か針小棒大な話だと思っていました。

自分自身の経験の少なさが女性は必ずしもセックスを求めているわけでは
ないという固定観念みたいなものを作り出していたがための錯覚というか
誤解だったということがブログを始めて数ヶ月でわかりました。

読者として想定していたのは、あくまでも男性で男性が読んでオナニーを
したくなるような、でも下品にはならないような文章と文体を目標にして
記事を積み重ねていったことが良かったのか、それは今でも第三者的には
見られないので確実なことは言えませんが、それはともかくとして女性の
読者からのメールが多くなり、さらには私とセックスをしてみたいという
内容のメールが来るようになって、女性も受身ばかりではなくセックスを
求めていることが実感できたわけです。

ちなみに、私に読者の女性からメールをいただいて実際にセックスをした
女性のほぼ全員の方が欲求不満でセックスに飢えていたとか、セックスが
大好きというタイプの人ではなく、現在の相手とのセックスに何か小さな
疑問があるとか、自分自身が快感だと感じている感覚はメディアが伝える
絶頂感、いわゆるエクスタシーと同一の感覚なのかを確認したいといった
セックスの悩み、疑問を持った方でした。



中には、肉体の快感よりも精神的な充足感を得たいという女性も存在して
いましたから男性が感じる直情型の「入れたい」「射精したい」といった
感覚ではなく、心の奥底に静かに沈殿している何ともいえない澱のような
不安感とか疑問とか、そんな部分を解消したいという意味だと思います。

社会生活をしている女性の全てがセックスに対して開放的なわけではなく
開放的ではない故に、自分自身の気持ちの表面に出来た小さなひび割れが
補修できないといったような感覚なのかも知れません。

ですから、もう既にセックスの全てを経験したような女性とか、積極的に
複数の人とのセックスを後腐れなく出来るようなタイプの人は当然メール
が来るようなこともなく、私に相談する必要どころか、全く感性の違う人
という目で見ていることと思います。



女性にもいろいろな感性の人がいますから、セックスに求めるモノも当然
違うと思いますが、激しい欲情をぶつけ合うような快楽を求める人もいて
静かにゆっくりと快感を高めていくことを大切に思う人もいるというのが
現実の世の中だというように今では感じています。

本当に稀になんですが男性から女性がセックスを求めてきた時に、なにか
気を付けていることがあれば知りたいというメールが来ることがあるので
次回の記事では女性に感じてもらうために、私が個人的にしていることを
書いてみようと思います。

何もかも書いていたら話が終わらないので、セックスをする時の前戯など
実際のセックス時の話だけに限定するつもりですけどね。

タグ：セックス 情愛 快楽 射精 エクスタシー