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愛液に対する誤解 [性の悩み・性の疑問]

男女の間には色んな思い込みや誤解があるわけで、当然、性(セックス)
に関しても、その考え方や接し方に違いがあるというのは、多くの人が、
経験上、そして社会通念上の常識として理解していることだと思います。
が、時には自分に都合のいいように事実を歪曲させていたり、思い込みが
あったりしても、それを常識だと自分で自分に暗示をかけてしまうことが
あるというのも事実だったりするのですよね。

例えば、誰もが理解していると思われる、デカければ良いと言われている
巨根伝説にしても、実際の長さが30センチだとしても女性の膣内の長さは
約11-15センチなわけですから、明らかなオーバーサイズなわけですよ。


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それを無理やり全部入れられてしまったら、女性のほうは子宮を含む内臓
が押し上げられてしまう形になるわけで、快感よりも不快感の方が絶対に
大きいのは明白だと思われるのですが、こういう話は女性側の視点では、
あまり語られない話題であるがために大きいことはいいことだという伝説
(伝承?)が、昔から脈々と語り継がれているわけです。
※ この例はあくまでも日本人を含むアジア系の人の話ですからね。
  欧米系の場合は男女とも1-2ランク大きいと思われます。

さて、今回のテーマですが、話の内容は愛液の話です。
横文字で書いてみるとラブジュースなんて言い方もありますね。

女性が性的な快感を感じると膣内から分泌される液体のことで、小説など
では、しとどに濡れている、とか、もっと簡単な場合はグチョグチョとか
ヌラヌラなんて擬音で表現されていることが多いと思います。

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女性が体感的に感じているということをもっとも如実に表わす現象として
初心者の指南本(なんでも一度は読んでみるものです、なかなか的外れな
ことも書いてあるので面白いですよ。)では、女性が濡れてくるまでは、
前戯をして受け入れ態勢を作る準備が大切ですなんて書いてあります。

確かに快感の上昇と共に分泌される量も増えるというのは事実の様ですが
それを誤解している場合もあるのが困った問題と言えます。

例えば、一晩に何度もトライしたがる人がいたとします。
女性が「もう終わりにしましょうよ」と言っても「何言ってんだよ、ほら
○○○はしっかりと濡れているよ」といって続けようとする…。
もっと卑劣な話(創作物での話)では、女性を暴力でレイプしようとする
男性が必ずの様に「言葉では嫌がっていても体は正直だな、グチョグチョ
だぜ」と、うそぶく台詞がありますよね。

あれは全てオトコ側の独り善がりの誤解(勘違い)なんですよ。
人間の体は防御本能がありますから、例え望まないセックスであろうが、
自分の体を守るために女性は膣液が分泌されるものなのです。
そうしないと重度の傷害を受ける場合があると想定された場合には、人の
体は、なんとかして傷害の程度を軽くしようと自らの体を守るように導く
わけで、決して悦んでいるとか、求めているわけではないのです。

それを理解しないような男はデリカシーがないとか、ジコチューだとか、
声高に非難されても、ホントは感じてるクセに~なんて、ヘラヘラとして
いる場合あって、男と女の間には、やはり暗くて深い川があるのです。

婦女暴行なんてのは想定の中にも入れたくありませんが、やっぱり女性の
体についての正しい知識もタイムリーに仕入れていかないと、なかなか、
良好な関係を維持していくのは難しいかと思います。

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なお、膣液(愛液)の正体ですが、ほぼ100%が血漿ですから、舐めれば
海(少し塩っぽい)の味がするのは当然のことでありますね。

※ 血漿=血液から赤血球などの成分を濾したもので成分輸血のベース。
  愛液を飲んだり舐めるのが大好きという人もいるようですが、血液を
  吸っているのと同じわけですので、相手の人がAIDS(エイズ)や
  B型肝炎に感染していたり、STD(性行為感染症)に罹患している
  場合には、そのあとでコンドームを使おうが何をしようが多分全くの
  無意味だと思いますので、避妊にのみ意味があります。

あまりノーマルでないことをするのは少々考えモノだと思いますよ。


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