女医さんのセクシーな本と比べると、思いっきりベタなタイトルの書名で
作者の思い入れなのか、編集者が奇をてらったのかはわかりません。
ただ、どこの本屋でも新書コーナーに置かれているので意外にも本音的な
タイトルがウケて、想像以上に売れているのかも知れませんけどね。
本の内容ですがタイトルからは、いわゆるセックスレス関連みたいな内容
かと想像しますが、そういうわけではなくて40代の女性をオバサンと定義
して、女性として見られることに喜びを感じるオバサン世代を攻略して、
オバサンとセックスをする方法と性的欲望を満足しきれていないオバサン
が、男性にモテルための方法が書かれている本です。
しかし40代をオバサンと定義付けした著者も45歳らしいですが、その年齢
でオバサンと開き直ってしまうのはどうかなと思います。
私自身が40代後半ということも当然あるかと思いますが、40代の女性達を
オバサンというのは個人的には抵抗があります、と言うか女性に対しては
年齢なんてどうでも良いと私は思っています。
以前にブログの読者を名乗る人から50歳になったオバサンですがセックス
してくれますか？というメールが来たことがあります。
その時に自分をオバサンと言うのは、まず止めましょうと返信しました。
オバサンという語感が女性のオンナの部分を乾燥させてしまいますよ、と
50歳だからどうだというのは、正確だけど正しくはないと書きました。
50歳という年齢を提示するのは、正しい年齢を表示しているわけですから
正確には違いないけれど、あえて女性が50歳だけど、と言ってしまうのは
正しくないと私は伝えたわけです。
別に年齢なんてサバを読めばいいわけで、年金をもらうとか免許証の更新
以外では、わざわざ年齢を言うこともなくミステリアスな存在で良いでは
ないですかと私は思いますし、わざわざ年齢なんて聞きません。
自分をオバサンと言うことと、わざわざ正確な年齢を公表することで自分
で自分にプレッシャーをかけて、女性の艶をなくすのは止めましょう、と
またメールを送って、何度かそんな話を続けていると、少し自信がついた
という内容のメールが来て、それでもやっぱり女性として見てもらいたい
からセックスして欲しいですと書いてありました。
実際、私は40歳だろうが50歳だろうが、女性がセックス面で満たされない
というメールの相談があり、セックスしませんか？というお誘いがあれば
主張範囲内の関東や関西で出張の日程に合わせることが可能な女性とは、
会ってセックスしていましたから、その自称オバサンとも会うことにして
出張の日程に合わせて日にちを決めました。
というような感じで、オバサンだってセックスしたいという感情は実際に
持ち合わせている女性はいると思いますし、優しく女性として扱われて、
何十年振りかでエクスタシーを感じたいという女性もいると思います。
ただ、この本の題名は何とかしてほしいですね。
立ち読みで読みこまないと、レジまで持って行く勇気は私でもないです。
せっかくなんで、自称オバサンと会った時の話は次回にでも書きます。