男性と女性の絶頂の瞬間を合わせることは、そんなに簡単にことではない
と私自身は感じていますが、難しいと感じる一つの理由として女性が男性
の絶頂を、そして男性が女性の絶頂の予兆を知ることが難しいという部分
があるというように思っています。
女性の喘ぎ声が変調することでイク瞬間が予測できるという意見も聞いた
ことがありますが、女性の中には感じることによって自然に喘ぎ声を出す
わけではなく、男性を喜ばせるために感じているわけではなくても喘ぎ声
を発するという人もいますから、本当に感じているかはわかりません。
また喘ぎ声を出すことは恥ずかしいと感じている女性の場合には、たとえ
気持ち良いと感じていても喘ぎ声を出すことはありませんから、こちらは
絶頂のタイミングを予測することはとても難しいことになります。
ペニスを挿入している場合、膣口がキュッと不規則に締め付けたり、膣内
全体がペニスを包み込むようになってきたと感じる時は女性もされなりに
快感が高まっているのは感じられますが、これもコンドームを付けずに、
女性器の中を掻き回している時に感じることであり、ペニスを締め付ける
きつめのコンドームを付けている場合にはコンドームの締め付け感により
膣内の微妙な感触はわかりません。
逆に女性側も射精の瞬間はわかったとしても、あと少しで射精するという
事前準備段階は膣口や膣内で感じられるものではないので、射精の瞬間に
合わせて自分のピークを持っていくというのは、とても難しいことだろう
と想像しています。
そんなわけで、お互いのイク瞬間を合わせてペニスが吸い込まれるような
感覚を感じ、膣内に熱い精液が噴出する瞬間を感じるということはＡＶの
ようには上手くいかないわけなんですが、双方が声を出すことでイク瞬間
の一歩前という状態を伝えることは出来るわけですからね、私は射精感が
高まってきて膣内に放出する数秒前から「イクよ」というように声をかけ
女性のピークに合わせるように努力をしています。
それに対して「私も」とか「もう少し待って」とか言われると、その言葉
に合わせようという自分なりの目標（と言うと大袈裟ですが）が出来て、
ピークの瞬間を合わせ易くなるということはあります。
後、女性が大きく股間を開いて私のお尻に伸ばして、自分の女性器へと私
を押し付けるようにしてもらいながら「中に出して」と言われると感じ方
も相当違うように自分自身では思いますし、ピークを合わせてタイミング
がピッタリと合わせられるような気がします。
後、女性に覚えてもらいたいのが射精の瞬間、タマタマは小さく固まった
ようになって、ぶらぶらしていません。
ですから手を伸ばしてタマタマを触れるようならば、軽く掴んでもらうと
射精に向けてタマタマが発射準備をしている様子を感じてもらえます。
女性がまだイケそうにない時は、少し力を入れて掴んでもらうと射精感が
一瞬遠退きますから、女性側が二人の絶頂の瞬間をコントロールする場合
には、タマタマを手の平に載せられるような体位を選ぶと良いでしょう。
お互いのピークを合わせたいという気持ちが強ければ、いつか同時に頂点
へと上り詰めるセックスが出来ると思いますので、愛情を持ってお互いの
体を触れ合い、性感帯の開発をしながらセックスの回数を重ねていくのが
本来のセックスの楽しみかも知れません。
タイミングを合わせて気持ち良いセックスをしたいものですね。