性感染症(淋病・梅毒などの古典的なタイプから、クラミジアなどの近年
になって勢力を伸ばしているタイプまで)が、若い女性を中心に広がって
いるという事実、そしてまたエイズも感染者を増やし続けている、という
懸念もあって、快感を損ねないコンドームの開発が続けられていて、毎年
新製品が続々と発売されています。
が、女性はともかくとして男性はナマで挿入する時の感覚はやはり違うと
いうことで射精は外に出すから、挿入だけはナマでしたいという人もいて
俗に言う膣外射精をするカップルは多いと思います。
避妊としては、あまり意味がないと言われつつも精液を女性の外に出すと
いうことで一応は避妊として射精の寸前にペニスを抜いて、精液を女性の
体の外に出すわけですね。
今回は避妊と言う部分の話ではなく快感の部分に重点を置いているので、
膣外射精の避妊の注意点などは書きませんが、膣外射精は男性の性機能に
あまり良い影響を与えないという説があります。
女性器の中で射精寸前まで高まったペニスを膣から抜く時、女性には絶対
に感じることは出来ませんが、空しさというか違和感みたいなものを本能
の部分で感じるとされています。
※男性も直接的には感じていない場合が多いようですけどね。
膣外射精が恒常的になると、膣内で射精することに違和感を感じるように
なって通常のセックスが出来なくなってしまう場合もあるので、なかなか
厄介な問題になりかねません。
また、射精までの一連の流れを止めることになってしまうので、射精時の
快感がどうしても弱くなり、セックスに対する興味が少なくなりセックス
レスのきっかけの一つにもなるようです。
私自身は一時期は、膣外の場所にこだわった時期があって、陰毛の精液で
糊付けしてみたり顔に出したり、乳首の先端を狙ったりなんてことに情熱
を傾けていた時期もありましたが、現在ではコンドームを使うか、膣内で
射精するか(殺精子剤を使う場合もあります。)の二つに一つを選択する
ということにしています。
個人的には膣外射精は、あまりお勧めできないと思います。