まず、セックスをすると痩せるという話ですが。
かなり前にカロリー計算をした結果を書いたことがありますが単純な結論
としてはセックスの運動で消費されるカロリーの量は最大でも、一般的な
中学校の２５メートルプールを平泳ぎで横切った程度のモノなので絶対に
痩せるわけがありません。
ただ、午前１０時から午後４時まで何も食べず、何も飲まずに、ひたすら
セックスをした時には２キロ体重が減りましたから、そのまま朝まで寝る
ことが出来たら一時的には体重が減ったと思います。
体重が減る＝痩せる、ではないことは誰もが知っていることなので総論と
してもセックスで痩せるのは難しいと思います。
次に、セックスをすると記憶力が向上するとか、創造力が高まるなど知性
が刺激されて知的能力が上がるという噂についてはどうでしょうね。
マウスの実験では、知的レベルが上がったという実験結果がありますから
人間も大事な試験の前日にセックスをしてから勉強をすると、能率が向上
すると言いたいところですが、明確に賢くなったことが証明された事例は
ありませんので、セックスをしても頭は良くならないようです。
但し、時々言われているようにセックスをすると頭が悪くなるという話も
実例としては聞いたことが無いので、セックスが脳に作用するということ
自体が作り話だということですね。
次に、男性は女性よりもスケベなのは本当か？という話ですが、基本的に
相手の体の中に挿入する能動的な性器を持った男性の方が、膣内にペニス
を受け入れる受動的な女性よりもセックスに対して積極的なのは当たり前
のことですから、理由や事例を書くまでも無く男性の方がスケベです。
それを数値で示せと言われたら、アメリカの大学の調査結果では、男性が
一日のうちにセックスについて考える回数は、３４．２回であるのに対し
女性は１８．６回ということですから、男は女性の倍だけセックスのこと
を考えているようです。
前編の最後として、セックスは若返りに効果的？という話です。
セックスをするのに体力はあまり使わないとは言いますが、前戯の時とか
射精後のケアなどを考えたら、元気にセックスをしている人ほど、実年齢
よりも感性も肉体も若いというのは当然のことなのかも知れません。
実年齢よりも５－７歳若く見える人は同年代の人よりも１．５倍の頻度で
セックスをしているという調査結果もあるみたいで、逆の見方をすると、
４０代で週に三回以上の回数のセックスをしている人は同年代の人よりも
５歳以上若く見えると言うことです。
それだけセックスをしている人は魅力的に見えるように努力もしていると
思われますし、お誘いも多いことでしょうから誰でもみんながセックスを
すれば若く見えるということではないとは思いますけどね。
と、ここまで書いて長くなったので後編は次回にて。