女医が教える本当に気持ちのいいセックス

女医が教える＝女性の体をよく知っているからという前提で読みますから
最初から「こういう本はロクでもない」と思っている人以外の人は、素直
にセックスを真面目に考えられる本です。

以前にもこの本のことは少し書いたような気がしますが、発売されてから
四か月が経過して、それでも恋愛・性愛関係の本の中で一番売れていると
いうことは、まだ読んでいない人が評判を聞いて読んでみようと思ったか
女性を悦ばせることに目覚めた男性が増えつつあるのか、その辺りはよく
わかりませんが、男性の独りよがりのセックスに悩む女性が多いとされる
現状を打破するためには良いことだと思います。

そう言いながらも、私自身も性愛のブログを書いている以上、そしてまた
婚外恋愛・自由恋愛を標榜し、セックスの快感を女性と共有することが、
大切だと考えている一人として私もこの本を読んで今まで以上に女性との
セックスで、女性に感じてもらいたいと思ったものです。

本の中で書かれている、前戯は服を着たままが感じるというのは、実体験
からも確かにそういう感覚はあるだろうなと納得しました。

最初からセックスを目的に裸になってしまうよりも、服を着たまま抱いて
服の上から感じるポイントに触れ、立ったままで服の中へ手を差し入れて
ブラジャーを外して、パンティの中に手を入れて、お尻を触れてから股間
に指先を挿し入れていくと、パンティの外側にまで愛液が漏れ出ている、
そんなことが多いように思います。

セックスをすることが当たり前になり、ホテルに入ってすぐに全裸になり
股間に手を這わせる場合には、女性器が乾いている確率はかなり高くて、
そろそろ倦怠期みたいな感じを受けると、お互いがそれに気付いて関係が
終わる…みたいなことも経験しているので、やはりあまりにもあからさま
にセックスが普通になるのも良くないように思っています。

愛撫をするのは指一本とか、挿入のタイミングは女性に決めてもらうとか
私自身は以前からしていることが書いてあったのは、私にとっては間違い
ばかりでもなかったという点で自信になりました。

一度セックスをしませんか？というメールをもらって、実際にセックスを
して考えていたのと違ったと感想をいただいたこともありますが、それは
あくまでも容姿の話であって、セックスの仕方が思っていたのとは違った
と言われたのは一回のみ（言葉に出来ない人もいたでしょうけどね。）と
いうことで、極端に女性のニーズとは離れていないはずだと勝手に思って
いたわけですが、せっかく良い本を見つけたのですから、もっと深く内容
を読みこんで、これからのセックスに生かしていきたいと思いました。

女医が教える 本当に気持ちのいいセックス 宋 美玄 by G-Tools