ここ数年でいわゆるビジネスホテルと呼ばれる中堅クラスのホテルの設備
はかなりのレベルアップをしていて、特にトイレとかバスタブ、ベッドの
充実ぶりは一つ上のレベルであるはずのシティホテルを設備よりも上質な
レベルになっているところが多々あります。
例えばトイレではウォシュレット(温水洗浄便座)は当たり前で、中には
便座の蓋も自動で開閉して、全く手を使うことなく一通りのことが出来る
というような便器を設置しているところがあります。
また、バスタブも以前のビジネスホテルでは子どもの頃の体操座りの姿勢
にならなければ浴槽に座る(浸かる)ことも出来ませんでしたが、現在の
新設ホテルや改装ホテルでは足を延ばして浴槽に浸かることが出来るのが
標準でなんだか反省しているようにして入浴しなければならなかった旧式
エコノミーホテルとは大違いです。
ベッドも、最近ではシモンズ社のポケットコイルタイプのベッドが主流で
寝返りを打ってもベッド全体が動くようなことはなく、体が動いたところ
だけが体重の移動を受け止めるので、出張先で寝違えるとか、寝疲れると
いったことはほとんど感じなくなっています。
ということで通常の宿泊ではビジネスホテルの充実ぶりで居住性はかなり
向上しているわけですが、このベッドでセックスというシチュエーション
になると、快適なベッドのはずが使えないベッドになります。
体重のかかった部分だけが、重みに応じて沈み込むことで寝る時には疲れ
を感じない造りになっていますが、セックスの時にもっとも重要な二人の
結合部がズレてしまうために、セックスを続行することを中断したことが
あるぐらいセックスでは使えないベッドだと感じています。
正常位で繋がる場合、股間にペニスを突きだすと挿入するはずの部分のみ
が深く沈みこんでしまうので、膣の奥にまで突き入れる感覚がない上に、
膝を着けば膝が沈み込み、ベッドに手を着けば手が沈み込んで、体全体が
バラバラの深さでベッドに沈み込むので女性との密着感が感じられなくて
正常位でのセックスを断念しました。
そして後背位(バック)に体位を変えましたが、今度は女性の膝が当たる
位置と私の膝が当たる位置の沈み込む深さが違うために、膣内にペニスを
挿入して奥まで挿し入れて引いてくる度に性器の位置がズレて、膣内から
ペニスが抜けてしまうために、射精にまで至らないままセックスを途中で
止めてしまいました。(そんなことは滅多にありません。)
そんなわけで通常の環境でなら、もっとも寝心地が良いであろう最新式の
ベッドはセックスには向いていないという個人的な気付きを書きました。
ラブホテルのベッドはスプリングが固めで、屈曲位で女性器の奥深くまで
ペニスを突き入れてベッドが沈み込むことなく受け止めてくれますから、
女性は膣奥を突かれる感覚が感じられますし、私も子宮口に密着している
感触をリアルに感じることが出来ます。
後、和室に布団というのもセックスには向いている寝具だと思います。
どんな体位でも体が沈みこまないので密着感を求めるのなら、布団の上で
セックスをするのが、もっとも満足度は高いと個人的には思っています。
旅館でお泊りしてのセックスデートが現在の希望ですね。