初版発行が2010年ですから、発行されてから丸三年になろうかという
長期間に渡って売り上げランキングの上位から動かないセックスの指南本
「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」を読んで本当に気持ちいい
セックスをする時に、BGMとして使うためのコンピレーションアルバム
「女医が教える本当に気持ちのいいセックスのためのCD」という、長い
タイトルのCDが2月20日に発売されました。
選曲をしたのは本の著者である宋美玄さんで、収録されているのはジャズ
の旧版から選ばれたムードのある音楽なんだそうで、セックスの時に聴く
BGMは頭の中がエッチな気分と彼のことでいっぱいになるような音楽を
選んであるそうで、愛し合う二人の気持ちを高揚させ、本の内容の実践で
盛り上がる二人の快感をさらに高める曲がセレクトされているようです。
実際のところ私は「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」の一冊目
を一通り読んだだけですので、その後で発売されている上級編やスゴ技編
の内容は全く知りませんし、コミック版やDVD付きなど、ベストセラー
になったとはいえこの本の派生商品が多すぎて、どれを選ぶべきか迷う人
も出て来るのではないか?というような感じではあるなと思っています。
ただ、今までに発売されているセックス関連の本は男性目線でまとめられ
「女をイカせてやる」みたいな俺様タイプがドヤ顔で、これでイカなきゃ
女が悪い的な自己満足型のクズ本が大半だったので、女性目線で女性器の
愛し方を語られている本は新鮮であると共に、傷付きやすい女性器を丁寧
に愛撫する方法が書いてあるあたりにとても好感が持てます。
読者のコメントを読んでみると、グラフのデータが曖昧だとか、ソースが
書いていなので信頼性に欠けるなんて意見もありますが、男と女が生身で
性器を結合しあう行為に対して絶対値なんてあり得ませんし、実際に体験
したことを書くのにソースが云々と言われてもね~という感じです。
セックス経験のほとんどない理屈で納得できなければ信用できないと主張
する若者の一人なんだと思いますが、何事も理屈通りにいくわけが無いと
考えられないのは不幸なことでもあると思っています。
私も実体験を書いているのに、ソースは?と聞くメールを受け取ったこと
がありますが、邪魔臭いので「ウスターソース」と書いて返信したことが
あったりします。(理屈でセックスの快感は計れません。)
この本が売れ始めた頃には女性から男性にこの本を贈ることが流行ったと
聞きますが、本を貰った男性の半数以上が俺のテクニックでは不満なのか
と怒って受け取らなかったというように聞いています。
わざわざ女性が今以上に私を感じさせてね、と本をくれているのですから
その本を活用して二人の快感を高めて行くようにすれば、セックス面のみ
ではなく心もさらに繋ぎ合わせることが出来ただろうに勿体ないことだな
と私的には思ったものでした。
女性がこのような本をくれたら喜んで内容を確認して、女性のデリケート
な部分を愛撫する技術を身に付けて、期待に応えられる愛撫やセックスが
出来るようにしたいと思いますけどね。