「イク」にまつわる幾つかの話

少し前に演技で出す喘ぎ声を聞いていると萎えるという話を書きました。
もちろん、男性の全てがそうなるわけではないと思いますし、私が会った
ことがないだけで、演技であっても全くそれを感じない偽装テクニックに
秀でた女性もいるかも知れないので感じている演技は全てバレバレという
わけでもないのかも知れません。

セックスをしている最中に、女性が絶頂に達する瞬間にはイクという声が
出ることが多いと思いますが、これもまたイクと言っていながら膣内とか
下半身にほとんど変化がないコトがあって、そういう場合もこれは一つの
演技なんだろうなと感じることもありました。

ただ、女性の中には自分自身でイクと言いながら情感を高めていくという
流儀？の人もいるみたいなので、喘ぎ声とは違って下手なセックスをする
相手に対応するための一種のテクニックとも言えないことはなさそうです
が、その相手が私だったら…あなたも反省しなさいと言われているような
ものなのかも知れませんね。

まだセックスの経験が少ないとか、快感を感じるポイントが開発途上など
の理由によって、喘ぎ声も出さないし、当然イクなんて感覚もわからない
女性とセックスをして、男性側がイクよと言ったら、突然、真面目な顔で
どこへ行くの？と聞かれて、射精感が一気に冷めたという話を以前に何か
の本か雑誌で読みました。

セックスの基本的なルールというか、自然に発せられる言葉の意味などは
さすがに性教育では教えてもらえないですから、演技とかテクニックとか
そういう意味でなくても覚えておくのは大人のたしなみと言えるものなの
かも知れませんね。



ついでと言ってはなんですが、日本の女性は絶頂時にイクというのに対し
海外（英語圏）の女性はＣｏｍｅ！（来て）と言います。

男性が精液を発射する瞬間にイクと言い、女性がキテという場合は会話と
して成立しますが、イクに対してイクでは会話としては成立しません。
※セックスという行為に会話は求めていませんが、モノの例えです。

それでも女性がイクと自然に発するということは、そんなイッテしまうと
いう浮遊感というか突き抜けた感覚があるからなんでしょうね。



一生の間にでも絶対に無理な話何ですが、女性がイクという感覚を感じて
みたいと思うのは私だけではないと思います。