多分、題名ぐらいは聞いたことがあるかと思いますが、4-5世紀ごろの
インドで書かれた性愛の書とされています。

カーマは性愛、スートラは指南を意味するそうで、「愛の教科書」という
きれいごとのような題名で呼ばれることもあれば性愛指南書と、直接的な
表現で呼ばれることもある本で、セックスの重要性を解き明かしセックス
の進め方から妻の愛し方、人妻の誘惑の仕方、娼婦のお作法まで事細かく
纏められているインドの歴史資料です。

日本にも古典としての正当な翻訳から、セックスの指南書としての部分に
要点を絞り込んだ翻訳まで、いくつかの翻訳版がありますので興味がある
という方は読んでみることをお勧めします。