ウクライナで反政府デモに参加していた一般市民を狙撃するように命じた
元大統領がロシアに亡命し、ロシア政府の保護の下で自分の正当性を主張
していますが、不正蓄財などで訴追準備が進められている国には戻らずに
より強大な力を持つロシアで、プーチン大統領の影から自分自身の主張を
叫ぶというのは、あまりにも卑怯で盗人猛々しいという感じです。

ウクライナの南部にあるクリミア自治共和国の空港にはロシア兵が駐留し
新政権に対してプレッシャーをかけると同時に、EUとの関係強化よりも
ロシアへの帰属を望んでいる住民の一部なのかロシアからの差し金なのか
は不明ですが、武装勢力が議会を占拠して、クリミア自治共和国の自治権
の拡大を目指した住民投票の実施を決めていて、ウクライナの新たな船出
は難航しています。