ドイツで妻が毎晩セックスを要求するのに対応できなくなり、警察に助け
を求めるという出来事がありました。
奥さんとの結婚生活は18年になりますが毎晩セックスを求められることに
耐えきれず、過去の四年間はリビングルームに寝て接触することを避けて
いたようですが、それでもリビングルームまで来て、夜毎迫ってくる妻に
ついに我慢できなくなって離婚を決意して警察に駆け込んだようです。
個人的に一つ不明なのは最近の四年間、リビングルームで寝て離れていた
ということは単純に考えたら、ここ数年間は妻とのセックスはないわけで
決して妻の性欲が強すぎるということではないと思いますが、その辺りは
どうなんでしょうね?記事が短すぎて細かい説明が不足しているので事実
が今一つ分からないことになっています。
でも、私が思うにはセックスがしたいからと見知らぬ人と出会い系サイト
みたいなところで知り合って内緒でセックスしなかった奥さんは、本当に
この男性を愛していた(好きだった)と思うんですよね。
そんなに奥さんに愛されているのなら、奥さんが満足するまで毎晩抱いて
肉体的な寂しさだけでなく、心の寂しさも受け止めていれば、このような
最悪の事態にはならなかったのではないかと思います。
女性がセックスに求めるのは肉体的な快感だけでなく、心の繋がりであり
精神的に満たされれば挿入がなくても満足できたはずだと思いますから、
要するにこの男性は奥さんが夫を愛しているほど、奥さんのことを愛して
いなかったということだと思います。
日本の男性もまだまだ勘違いしているのがいて自分が性風俗店に行くのは
男の甲斐性で、奥さんが浮気をするのは許さないというようなのがいます
が、そういうのに限って自宅ではセックスはしないと言ったりします。
自分は好き勝手にしていながら奥さんはセックスすることが出来なくても
構わない(女性は男の従属物と思っているのか、女性は性欲がないという
前時代的な考えなのかは分かりません)と思っているのが意外に多いので
もしかしたら、このドイツの男性も別の場所で性欲を発散していたために
自分の奥さんを大切にしなかっただけのことかも知れません。
こういう話があると奥さんが異常性欲とか、そんな話で終わりにしようと
するようですが、私はそうだとは思いません。
大切にされなかった奥さんが寂しさに耐えられなかったということであり
全ての原因は夫にあると思います。
何があろうが、私は男の味方なんかしないのがポリシーです。
求められない女 加納 梨津 by G-Tools |