感じるポイントを正しく押さえて、彼女を絶頂に導くというのは、愛撫の
重要なマナーと言うか目的だと思いますが、それ以前に、女性器を触れる
前にしておかなければならないことがあると思いませんか?
というお話をしてみたいと思います。
ある人から頂いたメールで書いてあった事実なんですが、夫の前戯の後で
セックスをしてから一週間、出血が止まらないという状態のようです。
ちょっと前戯の内容について聞いてみましたところ、爪が伸びたまま性器
を愛撫して、まだ濡れていないうちに唾をつけて無理やり濡らして挿入し
中に入れれば気持ちいいんだろうとペニスを突き入れるために結果として
膣内に傷を負い、出血が止まらないということになっているようです。
う~ん…私的には信じられない人だなぁと思いますが、でもセックスの前
というか、いつでもセックスが可能なように女性器に傷をつけないように
爪を切っている人って少ないみたいですね。
直前に爪を切ると角の部分が鋭角になる上、切ったところがチクチクして
痛いので、週に二回ぐらいは爪を切り、やすりをかけて女性器に直接爪が
当たらないようにしているというのが私ですが、自分の妻や恋人たちの、
大切な部分、それは自分にとっても大きな快感を与えてくれる大切な部分
だと思うのですが、その部分を触れる時に気にならないのでしょうか?
膣内の粘膜は柔らかくて、それが故にペニスに絡んで快感を生み出す訳で
そんな柔らかい部分に長い爪を剥き出しにして指を突っ込むというのはね
確信犯に近い傷害行為だと思いますよ。
後、愛液が出ないから唾を塗ってというのはねェ…。
レイプを題材にしたビデオや官能小説では、濡れていない女とする時には
唾を付けて、まずは一回ぶち込んでしまえばいいんだよ、みたいな台詞が
登場していますが、あれはあくまでも空想、または妄想上の事ですから、
膣内が濡れてもいないのに、入り口だけチョロチョロと湿らされて無理に
押し込まれても痛いだけで感じるわけがないじゃないですか…。
こういう暴力志向の人は、俺の女はレイプ願望があるから無理やり入れる
と濡れてくるんだ、何て人もいるかも知れませんが、女性の体は自己防衛
の本能で、膣内にペニスを入れられると濡れるわけです。
これは快感ではなく、大切な部分に完治しないほどの重傷を負うのを防ぐ
ためという性で濡れているのであって、挿入されたら女は濡れてしまうと
いう男に都合の良い伝説とは意味が違うわけです。
双方了解の上、怪我をしない程度のSMゴッコならまだしも、本当に痛い
と言っている女性に無理やり挿入して、気持ちいいだろう?というのは、
幾らなんでも、このご時勢に痛すぎる発想だと思います。
女性の身体の柔らかさ、内部の包みこむ優しさを全て堪能したいのならば
その中に挿入する立場の方も、優しさで応えないといけないと思います。
AVのように激しくするのは痛いだけという現実をもっと知りましょう。