かなり以前に日本ではクラミジアの感染者が増え続ける傾向にあるという
話を書いたことがありましたが、最近の調査では特に十代後半から二十代
前半の女性では、ほぼ十五人に一人の割合でクラミジアに感染している、
という結果が出ています。

クラミジアが増えている要因の中でも最大の理由は、自覚症状がないこと
なんですが、自覚症状がないから問題ないというわけではなくて、不妊の
原因になるということが確認されていますし、同一条件でのセックスでは
エイズウィルスに感染する確率が五倍になると言われています。

そんな危険な病原体が、なぜ増え続けているのか?ということなんですが
現在の若い世代は妊娠に対する不安と、性感染症に対する不安を払拭する
手段として、フェラチオでの射精は安全であるという誤解をしているため
に、年齢が低いほど一連の性行為の中でフェラチオの割合が増えるという
傾向があり、無防備に口の中で射精を受け入れてしまうためにクラミジア
の咽頭感染の増加に繋がっているようです。