2010年に喉頭がんの発症を公表し、その後、化学療法と放射線治療に
よってステージ4まで進行していた癌を克服したマイケル・ダグラスさん
が、英国メディアとのインタビュー記事の中で、自分が患った癌はHPV
の感染によって発症した旨の発言があったとされています。
HPV=ヒトパピローマウィルスは子宮頚がんの原因因子ともされている
ウィルスで女性の膣内に存在することから、セックスを経験するより早い
段階で予防接種をすることで子宮頚がん予防に効果があることが確認され
高校での予防接種の義務化が検討されています。
膣内に存在するウィルスですから、膣内から愛液と共に外部に出ることは
充分に想定されますから、マイケル・ダグラスさんがHPVに感染して、
それによって喉頭がんになったのだと言ったとしたら、自分自身が女性器
に口を付けた=クンニリングスをした相手から移されたと言っているのと
同じことで、元妻ディアンドラさんが自分はHPVは持っていないと取材
に対して答え、現在の妻のキャサリン・ゼタ・ジョーンズさんは現時点で
特にコメントは出していません。
内容が内容だけに誰から感染したのか?という憶測が広がれば広がるほど
結婚関係には無かった人にまで影響が出ることも考えたのか、広報担当者
を通じ「クリニングスが自身のがんの原因だったと言ったわけではない」
と発言を修正し、オーラルセックス(フェラチオ・クンニリングス)が、
特定の癌の原因だと疑われているという発言はしたが、それが自分の癌の
原因だとは言っていないということで余波を止めたい意向のようです。
実際にオーラルセックスと喉頭がんの関連性については、スウェーデンの
大学の歯学部による研究論文と、アメリカの医学誌「ニューイングランド
医学ジャーナル」に、掲載された論文の両方で示唆されていることから、
HPVを持っている女性の女性器に直接、口を付けた場合はHPVの感染
の危険性は排除できませんし、それによって喉頭がんが発症するリスクは
覚悟しなければならないというのは信憑性が高いと思われます。
どっちにしても女性器を舐める行為は、大好きな人と、そうでもない人の
二極分化があると思いますので、クンニリングスが大好きという人は少し
身の安全を考えた方が良いかも知れません。
特に性風俗店でクンニリングスをするなんていうのは、かなり危険な行為
だと思って間違いないと思います。