PMS(月経前症候群)に悩む女性は日本国内でも相当の割合になる、と
されていますが、その症状を改善する方法については、まだまだ確定的な
方法が確立しておらず、各種の試行錯誤が繰り返されている状況です。

そんな中、テアニンがPMSの改善に有効だという臨床試験の結果が報告
され、全国の女性にとって、また女性が勤める会社や学生として通う学校
にとっても貴重な人たちがPMSの症状を気にすることなく、社会生活に
参加できるようになることは良いことだと思います。

ちなみにPMS(月経前症候群)とは、「月経前3 ~10日の間続く精神的
あるいは身体的症状で、月経発来とともに減退ないし消失するもの」だと
定義されていて具体的な身体的症状として「頭痛」「乳房の張り・痛み」
「下腹痛」および「腰痛」の4項目があり精神的症状としては「イライラ
する」「攻撃的になる」「憂鬱になる」および「集中できない」などで、
生理痛と症状は似ていますが、生理痛とは違います。