数年前に発行された「ヴァギナ・女性器の文化史」という本がありまして
内容は、タイトル通りに英国の女性ジャーナリストが書いた女性器の本で
発売当時には堅苦しい内容にも関わらず想定の数倍が売れたという隠れた
ベストセラーと言われていた本です。

本屋でチラッと立ち読みしたことはありますが、女性器について生物学的
医学的な見地で解説をしている医科学本で、アダルト本というような内容
ではないのですが、医学の話題を扱っているという特例?からか、女性器
の写真が掲載してあるのが一つの売れる理由かな?とも思いました。

読者層の半数以上は中高年のおじさん世代のようですが、四割程度の読者
は女性なんだそうで、女性自身もよく知らない秘密の領域が複雑な女性器
の中にあるので、それを知りたいと考える女性が多いという事の様です。
また、一般の女性が他人の女性器をマジマジと見るというチャンス?は、
なかなかあるものではないと思いますから、単に自分と他人では違うのか
みたいな部分の興味もあるのでしょうね。