以前にもチラッと書いたことがありますが、日本人のペニスの平均データ
をちょっとまとめてみようと思います。
包茎、早漏、短小が日本人男性の典型的な特徴という意見もありますが、
それは何を基準にしているのか、そこまで言われなきゃならんほど私たち
日本男児のペニスの性能は劣っているのか、なんて小難しい話もチラホラ
と混ぜ込みながらお話を進めて行きたいと思います。
まず、包茎という部分ですが、男性週刊誌とか、最近は全く見ませんが、
俗に言われるエロ本に分類される雑誌には、ほぼ100％の割合で包茎手術
で逞しい男に、というような形成外科の広告が掲載されています。
ここでまず気付いて欲しいのが、基本的に病院と言うのは広告を打つ必要
があるものなのか？ということと、安くもない広告費をなぜ無尽蔵に掲載
する事が出来るのか？という部分です。
基本的にセックス時に亀頭が露出して射精が出来れば、何の問題もなく、
縮んでいる時に包皮を被っていようが、それは包茎とは言いません。
無理やり名前をつけるとしたら仮性包茎ということになりますが、現在は
死語と考えても良いと思います。
日本人の場合はキリスト教徒やイスラム教徒が少ないので、子どもの頃に
割礼（包皮に切れ目を入れて亀頭を露出しやすくする儀式）をする子は、
ほとんどいませんから、仮性包茎は当たり前と言って良いと思います。
威張りませんが、私もセックス時以外にいつも亀頭を剥き出しにしている
というわけではありませんが、過去にセックスをした誰からも包茎だから
二度とセックスしないわと言われたことはありません。
そんなわけなので、形成外科医で手術をしなければセックスできないとか
女性にバカにされるなんてことはないと思って間違いありません。
どうしても手術をしなければならないのは、亀頭を露出させる際に、包皮
と亀頭の間に恥垢（ちこう）というものが溜まって癒着してしまっている
場合や、亀頭を露出させると包皮よりも亀頭部が大きくなり、亀頭の首を
絞めるような形になってしまう、かんとん包茎という症状の場合は、最悪
亀頭部が壊死して、ポロリと取れてしまう危険がありますから、そんな時
は救急車を使ってでも病院に急いで下さい。
形成外科はあくまでも美容外科なので、包茎の手術でも15-25万ぐらいの
金額がかかりますが、本当に治療が必要な包茎の場合は健康保険の対象に
なりますから、最大でも六万円程度が自己負担の上限です。
極論を言うと健康保険の対象にならない医療行為は、命に関わる先端医療
などを除けば、やらなくてもいい医療行為だと思って間違いありません。
美容整形や豊胸などの女性の関わる美容整形は、本人の人生を明るくする
という意味合いからも否定はしませんが、少なくともしなくてもいい包茎
の手術はしなくてもいいと思います。
包茎手術をして今までの彼女に逞しくなったペニスに口付けをしてくれと
フェラチオを頼んだら、傷跡が気持ち悪いからこんなペニスにフェラチオ
はしたくないし、セックスもしたくないと別れ話になってしまったとか、
包皮を切りすぎて、勃起するたびに引き攣れて痛いのでセックス恐怖症に
なったなんて話も聞きますから、過ぎたるは及ばざるが如しです。
包茎手術に15万円かけるなら、彼女と一緒に温泉旅行でもして、のんびり
お互いの性器を充分に観察しあって、体の相性を確めた方が余程有意義な
お金の使い方だと思います。