という話はさておきまして、男性の名器(ペニスの具合)をペニスの色で
表現するというのも、これまた昔からあるわけで、なり古のですが、私の
記憶が正しければ一黒二赤三紫だったように記憶しています。
黒いペニスは使い込んでいて経験が豊富だから、いろいろな女性に対応が
可能であり、赤とか紫は充血するほど固く大きく勃起するので、いわゆる
フニャチンではなく、女性の奥まで突くことができるとか、回復力が早い
とかそれなりに理由もあったような気がします。
単純に言うと「黒い」というのは男性にとっては褒め言葉に相当するはず
なんですが、女性に対しては「黒い」というのは絶対禁句であるとある本
に書いてありました。
乳首が黒い、割れ目の部分(大陰唇)が黒いというのは、どんな女性でも
絶対に言われたくない言葉なので言ってはいけないのだそうですよ。
色素沈着は体質であってセックスの経験が多いとかとは無関係なんですが
黒いと言われると、経験豊富だねとか、セックス好きなんだねと言われた
のと同じ意味合いがあると理解されてしまうので、デリカシーのない人と
思われてしまうのが言ってはいけない理由なんですね。
それだけ、女性はピンクの乳首・ピンクの女性器を理想としているわけで
女心を理解する必要があるということなんですが、女性の場合だと経験が
多いと思われるのは嫌で、男性の場合は逆に経験が多いことが賞賛される
というのも随分と古典的というか古風な見方のように思いますが、その点
については、あまり突っ込みを入れる意見を聞いたことがないのは日本人
の美意識というか男女感・道徳観が残っている表れなのかも知れません。
黒くても何一つ問題はないことは誰もが知っていることですが、それでも
言葉に出してはいけないというのは、一種の日本の文化だとも言えそうで
誰か、そういう視点から日本を語る人はいないものでしょうか。
割と面白い発想で日本の男女について書けるのではないかと思います。