オーストラリアで見方によっては画期的なコンドームのCMが放映されて
世間の物議を醸した揚句、結局は放映禁止になるという結果に終わり内容
からして当然だという意見が大半を占めたという一件がありました。
CMの内容は、若いカップルがドラッグストアにコンドームを買いに来て
店員にアドバイスを求めた後、実際にセックスをして(試着をして)各種
の体位を試した上で、お気に入りの一品を購入するというもので実際には
99%(世の中、絶対にないは絶対にないので100%とは言えません)
あり得ない話ですが、そのようなCMが一般視聴者の支持を受けることは
難しく、あえなく放送禁止になったものです。
騎乗位、後背位(立ちバック)、正常位、座位などを試した後、カップル
はコンドームを買ってドラッグストアから出て行くところでCMは終わり
ということで、確かにコンドームを着けてセックスする時には、体位次第
でコンドームが外れやすかったり、使い勝手があまり良くない場合もある
わけですから試着をしてコンドームを選ぶということは有効かも知れない
とは思いますが、日常生活ではあり得ないです。
日本ではキノコを股間に持っていくだけでも品がないとか、子どもに説明
出来ないとか、セックスを白眼視するような論調が多いので、このような
CMを放映したりしたら、どんなクレームが来るかわかりませんね。
そもそもキノコ=ペニスという発想はエロスの世界ではなく、大人の発想
として普通だから、男子トイレの便器には「急ぐとも、心落ちつけ、外に
こぼすな松茸の滴」なんて紙が張ってあることがあると思うんですよね。
なんて本題から外れた話になってきたので、元に戻しますがコンドームの
CMって、考えてみると日本ではないですよね。
数多くのコンドームが販売されていて、殺精子剤を塗ったものや発光する
ものなど種類は豊富ですが、どのように装着するのかを練習するのも少々
手間がかかるというか、誰かに直接教えてもらうようなことはないので、
コンドームの付け方を学習する機会を設けたりするのもエイズ防止に十分
役立つと思いますから、教育委員会などは検討して欲しいものですね。
性感染症を予防すると共に、安全なセックスで快感を得られることを学習
することで、セックスレスを抑制する効果もあるかも知れません。