男は女性よりもセックスに対する関心が強いのか?という話から、前回の
続きの話題を進めて行きます。
ほとんどの人がそんなの当たり前で、男の頭の中は女性の裸やセックスの
体位、挿入前の愛撫の仕方などで一杯なのに対して、女性の中では本当に
愛する人と結ばれる前のロマンティックな出会いのイメージを考えるのが
最優先というように考えるかも知れませんね。
ところがセックスは「睡眠欲」「食欲」と同じくもっとも原始的な本能が
支配する欲求「性欲」ですから、実際には女性も男と同じようにセックス
の快感を求めて悶々とするのは同じのようです。
女性が思うほど男はセックスのことを考えているわけではないのに対して
男が思う以上に女性はセックスの悩みが大きく深いと言えそうです。
次に女性に対するイメージの話なんですが、女性はポルノが嫌いという説
についても多くの女性は好きだとは言いませんが、絶対に受け付けないと
いう人の方が割合は少ないと思います。
どちらかと言えば文章のポルノを好むのは想像力を広げやすい思考能力を
持つ女性で、直接的な刺激に反応する男はアダルトビデオやストリップ等
視覚的な刺激、聴覚から入って来る映像に反応するとされています。
女性用のアダルトビデオがそれなりの需要があり、AV男優にもファンが
付いているのですから、女性も視覚的なポルノを受け入れてはいますが、
男性用と女性用の決定的な違いは、コンドームを付けてセックスをすると
いうリアリティ(女性として受け入れやすいセックス)が必要で、女性に
男性が好む中出しセックスの動画を見せても冷めてしまうらしいです。
熱しやすく、欲望の根源たる精液を発射することで急速に冷めて行く男と
火が点くまでには時間がかかるものの一度燃え上がると何度でも頂点まで
達することの出来る女性との性的な特性の違いの一つと言えますね。
ここで話は変わりますが、生理中は妊娠しないと思っている人は割に多い
ように思いますが、生理周期と精子が膣内で生存出来る期間を計算すると
生理中にセックスしても妊娠する可能性は意外に高いことに気付きます。
標準的な生理周期は28日とされていますが、生理が始まってから14日
後に排卵があり、その後14日を経て次の生理があるわけです。
生理の期間は3-5日程度で最初の二日間ぐらいは出血量も多く、生理痛
も強い場合があるので、その時期にセックスする人はあまりいないものと
思いますが、3-5日目で出血も少なくなると普段だと生で出来ないから
生理中なら大丈夫ということで膣内射精をする場合があります。
5日目だとしたら普通に考えたら次の排卵までは9日間ありますから妊娠
する可能性はほぼありませんが、精子は最大で7-8日間、子宮の内部で
卵子が現れるのを待っています。
女性の排卵はストレスなど心の動きによって前後するので、11日目とか
12日目に排卵がある場合があり、そのような場合は待ち構えていた精子
と受精して妊娠してしまう場合があります。
そんなわけで排卵の前に膣内で射精するのは妊娠を避けたい場合は危険と
いうことになりますので、生理周期の26日目ぐらいの生理の直前の方が
妊娠の可能性はより低くなります。
ただ、排卵時期は後ろにずれる場合もありますから絶対だとは言えません
のでコンドームを使わない場合は、殺精子剤(輸入品)や低用量ピルなど
なんらかの避妊をした方が妊娠の可能性をより低くすることが出来ます。
ということで、今回はここまでにします。
次回は以前は質問メールをよくいただいたGスポットについて書きます。