名古屋港水族館へと向かう車の中で、どうしてデートに応じてくれたのか
というホントの理由を、さりげなく聞き出してみると私のことを以前から
チェックしていたという話が出ました。
そりゃあ、嘘でしょう…と自分自身では思いましたが、でも何も無ければ
唐突にデートに誘っても応じてはくれないだろうし…なんて、いろいろと
考えることもあるのですよね。
どうして？なんで？自分で言うのもなんだが、私はごくごく普通の会社員
（と言うよりは、出世も見限られた×社員）であり、それに対して彼女は
勤務先の男達が一度でいいからデートしたいと思っている…なんて密かに
話題になっている、文句なしのモテモテの女性なのです。
世の中、真面目に生きてりゃ、良いこともあるんだよ、というサンプルの
ような話ですが、これが実話なんですからね、やっぱりそれなりに周囲に
気を遣って、真面目に生きてりゃいいこともあるようなのです。
美人といってもなかなか言葉では伝わらないし、芸能人の名前を出しても
人それぞれの感性の違いがありますからね、色白で髪は肩までありました
という程度にしておきたいと思います。
年齢相応の落ち着きがある反面、可愛い女の子の一面もある点が、私的な
お気に入りな部分でもあるのだが、そんな彼女と二人で見て歩いた水族館
の内容はほとんど覚えていないのですよね。
まあ、デートなんてそんなものなのです。
水族館を出て、本当にラブホテルに車を入れてしまっていいものなのか、
本当に迷いましたね。
女性にホテルに入っていい？なんて聞くのは愚の骨頂と世間のモテ男達は
思うのかも知れませんが、女性側から誘われたことなんて一度も無いもの
ですから、どのように言えばいいのか、きっかけさえ掴めません。
昨日の約束どおり、中に入るよ（彼女自身の中に私のペニスを入れるよ、
という意味も重ねて）と告げると、彼女は黙って頷きました。
しかし…平日の昼間だというのに目的のホテルは満室でした。
平日の昼間から、そんなにたくさんの男女が同じ目的で利用しているのか
となんだか不思議な感覚ですが、今回は自分も仲間ですから、暢気に見物
をしている場合ではないのですよ。
ラブホテルを探しながら道を走り、もう一つのきれいなホテルを見つけて
入り口を入ると駐車場は一杯で車を置くスペースさえないような有様。
セックスレスに悩む人たちが、全国に一千万人以上いるという話が、嘘！
だとしか思えませんでした。（現在は私も仲間だけど。）
仕方がないので、今はもう若いカップルなら行かないような、車庫のある
ガレージタイプのホテルに空き室を見つけて駐車場に車を停めました。
あの洋服の下に隠された秘密の部分が間もなく目の前に…。
想像以上に順調に展開した初デート。
彼女の裸体を想像して、股間が疼き、普段からは想像も出来ないような、
逞しさで屹立するペニスがジーンズを盛り上げます。
私の前に立つ彼女のお尻に膨らんだ股間を押し付けると、勃起したペニス
を握り、久し振りだから優しくしてね、と耳元で囁いたのでした。