普通の恋人同士なら可能かもしれませんが、婚外恋愛の場合にはなかなか
難しいのが恋人に対してのマーキング（キスマークを残すこと）。
建前上では相手の人に痕跡を残さないと不安なんて、まだまだ恋人関係は
不安定なんだろうね、なんて他人事のように言うわけなんですが、本音の
部分では、やっぱり好きな人には痕跡を残したいのが男という生き物かな
と思うことがあります。
誰もがそうだとは言いませんが、キスマークを残したり、陰毛を剃ったり
軽く噛んで後を残したりなんてことをしたいとか、されたいと思ったり、
実際にしている人も意外にたくさんいるのではないかと思います。
好きだから自分だけのものにしたい、だからキスマークなどのマーキング
を残して、他人に自分の存在を知らしめる＝自分の所有物なんだから手を
出すなよという意味合いにしている、という場合もあるかも知れませんが
他人の恋人を奪うとか、他人の恋人であっても自分を愛してくれるなら、
全く問題には思わないという人の場合には、折角のマーキングもほとんど
無意味ということになってしまいますが、まあ、世の中いろいろな趣味の
人もいますからね、独占欲だけでマーキングをしているわけではないのだ
という人も存在することでしょうね。
これが女性の場合だと、あまり聞かないわけで、女性の方からキスマーク
を付けさせてほしいとか、陰毛を剃らせて欲しいなんてことは、今までに
一度たりとも言われたことがありません。
でも、もしかしたら、私を独占したいと思ったことのある人が、今までに
一人も存在しなかったということかも知れないですね。
まあ、それはともかくとして。
私も奥深い部分では、陰毛を剃りたいとか、キスマークをつけたいとかの
気持ちがないではありませんが、やっぱり社会生活を営むもの同士の関係
ですからね、何かの拍子に、どうして陰毛がハート型になっているんだ？
とか、太ももの内側にあるキスマークはなんなんだ、みたいな展開にして
関係を終わらせたくないというのがあるわけですよね。
現在の奥さんと不倫関係だったころには、何度かキスマークをつけて領有
を主張していた頃がありましたが、あの頃でも服から見える範囲には絶対
にキスマークを付けないという自己規制はありました。
そんな規制をしながら、それでも領有権を主張するために乳房とか太股の
付け根とか、そんなところにキスマークを付けるのは楽しかったですね。
マーキングをする男は、恋愛相手に対して自信がない証拠だという意見も
聞きますが、自信満々な人よりも、なるべく終わりがないように、必死の
思いで、愛を伝えようとする方が誠実ではないかと思うのは、自信のない
男の言い訳なのかも知れませんが、私はそれでいいと思っています。
恋愛関係に自信を持つなんて、私には出来ません。