今回はいつもと違って、ちょっと真剣に考えて欲しいことです。

アイルランドで女性に対する強姦事件の裁判があり、容疑者が無罪になる
という判決が出たものの、その理由があまりにも男目線であり、理不尽な
内容であったことから議会でも問題視され、問題は大きくなっています。

この裁判の争点になっていたのは、女性の同意があったのかなかったのか
という点で、その根拠となったのはTバックの下着でした。



男が強く出れば女性は黙って耐えるというのが半ば標準化されているのが
日本の性犯罪裁判の現状で、そもそも証言をすると言っても裁判官や検事
裁判員や傍聴人のいる場所で、いつどこでどのような状況で、どのような
行為をしたのかを話させ、傍聴人には見えなくても証拠画像が公開されて
医者の診断書なども公表されるような裁判は、いわゆるセカンドレイプの
状況なわけですから女性にとって有利なわけがありません。