自分自身の体の中で実際に見たことがない場所はどこでしょうか？
背中とかお尻だとか、合わせ鏡のような状況でないと物理的に見ることが
出来ない部分はともかくとして、女性の場合は自分の女性器を見たことが
ないという人の割合は３７％というアンケート結果があります。
男性の場合は排尿の際には必ずペニスを見て触れるのに対し、女性の場合
には排尿時であっても直接、女性器を見ることはないと思いますし入浴時
にも実際に目で見ながら女性器を洗うことはないと思いますから、自分の
女性器を見たことのない割合が半分以下というのも納得性はあります。
というような存在である女性器ですが、セックスの時にはどんな体位での
挿入時でも相手の男性に見られることになると思いますし、クリトリスを
舌や唇で愛撫するクンニリングスの時には、女性器を口で愛撫するわけで
男性が目を瞑っていては感じるポイントを舐めることはできませんからね
自分自身も見たこともない部分を見せていることになるわけです。
そんな感じで、女性にとっては悩みのタネになる場合もあれば、快楽の源
ともなりながら姿かたちは見たこともないという複雑な存在である女性器
に対して、どんな思いがあるかについてもアンケートが行われているので
その結果を見ながら女性にとっての女性器の存在を考えます。
まず、女性に対して自分の女性器に自信がありますか？という質問をした
結果「自信がある」と答えたのはわずかに１６％で、自信がないと答えた
人は６４％、比較することが出来ないからわからないと答えた人が２０％
ということで、妥当な回答かなと思います。
女性で自分自身の女性器を見たことのある人が３７％という数字を冒頭で
書いたように、まず女性器の存在を視認している人が少ないのですから、
女性器を見た人、見ている人は逆に女性器に興味があるわけで、大浴場や
何らかの機会に自分自身の性器と他人の性器を比較してみたことのあると
考えられますから、密かに私の女性器は整っているとか、きれいな形だと
感じたが故に自信があると答えられたと思われるからです。
実物の女性器を見たことがなくても、現代は無修正ビデオやネットの画像
で女性を見られる機会は無数にありますから、そういう女性器を見た上で
負けたと思った人が自信がないと答えたかも知れませんし、そもそも何に
対して自信があるかが不明確なので、日本人特有の奥ゆかしさとして自信
がないと答えたかも知れませんね。
そして、女性器について悩みはありますか？という問いについては悩みを
持っている女性は３５％と約三割の女性が悩みがあると答えています。
さらに年代別では４０代では１６％なのに対して、２０代、３０代と年代
が下がると二人に一人が女性器の悩みを持っていることがわかりました。
悩んでいることを具体的に羅列していくと「毛深い」「におい」「小陰唇
が大きい」となっているわけですが、自分自身の女性器を見たことがない
さらに他人の女性器も見たことがない人が比較する対象が無く毛深いとか
小陰唇が大きいと悩むことが不思議だな～と思いましたら、元々、自分の
女性器について悩み始めたきっかけは、自分の性器を見てしまったからと
いうことなので、やはり女性も早めに自分自身の女性器と向き合った方が
良いのかも知れませんね、というように思いました。
女性器が毛深いという悩みは割とよく聞きますが、男性側が毛の多い人が
好きな場合もありますので、それはなかなか結論の出しにくい話ですね。
また小陰唇についてもＡＶ女優の中には整形手術でいわゆるビラビラ部分
を切除している場合がありますから、小陰唇の形についても本当に問題が
ある場合というのは稀有な場合が大半です。
ヘタに美容整形を受診したりすると問題のない女性器を手術しましょうと
いう話になって、数十万円の無駄遣いをしなければならなくなるなんて話
になる場合もありますが、なるべく多くの無修正画像を見比べれば格別に
他の人と違うことはないことが確認できるはずですので、早まって手術を
しようなんてことは思わなくて良いです。
今迄に約３０人の女性の実物と無数の女性器の画像を見てきましたが女性
の身体の中でも個性が強い場所ですので、明らかに異常なのでは？なんて
思うような女性器は一度も見たことがありません。
異常がある女性器の画像は医学書で調べたことがありますので、一般的な
スケベの人よりは真面目に女性器の知識を得たと思っているスケベなので
私の知り得る限りでは手術が必要だと思われる人はいませんでしたよ。