ラブホテルの中もいろいろ -2

部屋を選択した後、過去の例では愛知・岐阜・三重・静岡・埼玉・群馬・
千葉・山梨・京都・福岡の各府県では、そのままお部屋にお進み下さいと
いう自動メッセージが流れますが、東京都は都条例の関係でパネルの周辺
にある窓口で先払いということになります。

東京都の条例では未成年者がラブホテルを利用することを防止するために
客の外見を確認できるようにしないとラブホテルの営業許可が出ないため
シティホテルのようなオープンフロント形式のところもあれば、遊園地の
切符売り場のようにガラスを半円に切った小窓風なところもあって本当に
見えているのかな？みたいな感じを受ける場合もありますが、役所の指示
をまともに受け取らない人も世の中にはいるので、それはそれでスルーと
いうことになっているのかも知れません。

東京都内でも古いラブホテルの場合には、パネルで部屋を選択することも
出来なくて、玄関を入ったら年配の女性に室料を支払い、女性の先導する
部屋に入るというシステムのところもありました。

さすがに古いホテル（というより、連れ込み宿みたいな雰囲気）のために
バスルームと呼ぶにはとっても違和感のある風呂場になっていて、床面も
浴槽もタイル張りになっていて、隣の部屋の喘ぎ声がまんま聞こえていて
自分達の声も聞かれてしまうのかな？何て思いましたが、実際にセックス
を始めてしまうと、もっと隣に聞かせてやれ、みたいな感覚になってきて
他人に自分たちのセックスの声や物音が聞かれるのは、なかなか刺激的で
あることに気付いたりしました。

古いところだと、本当に壁が薄くて女性の嬌声だけでなく挿入して動いて
いる時に（特にバックだと女性のお尻に男性の恥丘が当たるので、大きな
音がしますよね。）パンパン、ペチペチという音まで、時にはフェラチオ
やクンニリングスのペチャペチャ、チュッチュッという音も聞こえます。

以前に、男女のセックス中の声が聞きたいとラブホテルに侵入して各部屋
の前をウロウロしていて捕まった男がいましたが、金曜日の夜の混雑時に
古いラブホテルに行けば、確実にセックスの全ての音が聴けるはずです。

というような話はともかくとして、東京は事前に支払いを済ませて部屋の
鍵を受け取るというシステムだということを覚えておくと良いです。

逆に東京の人が地方のラブホテルに入ったら、後の精算だったので法外な
請求をされたらどうしようと考えて、結局セックスに没頭できなかったと
いう話もチラッと聞いたことがありますので、全国のラブホテルの利用法
みたいなガイドがあると隠れたベストセラーになるかも知れません。

ということで、東京のラブホテルの入室の話をして今回は終わりです。
想定していた以上に、詳しい説明を書いてしまいました。

Love Hotels: The Hidden Fantasy Rooms of Japan Rod Slemmons Natsuo Kirino by G-Tools

タグ：ラブホテル 前金制 東京 喘ぎ声 条例

コメント 2

訪問&niceありがとうございます！
by shirohune (2010-11-08 19:41) 

shirohuneさん：
コメントありがとうございます。
by 翡翠 (2010-11-13 16:11)