売れなかった早漏治療薬 [性の悩み・性の疑問]
大喝采の下で受け入れられて、大ヒット商品になることが期待された新薬
が日本国内でデビューしました。
薬品の名前は「プリリジー」で、ヨーロッパで開発された早漏治療を目的
として開発された薬品です。
健康保険の適用外なので三錠で9千円とかなりの高額ですが、射精までに
54秒だった人が4分間持続するという効果が証明され、日本で10人に
一人の割合(正式な診断結果の推計)で存在するとされている早漏に悩む
人を救済する新薬として紹介されたものです。
ちなみに正式な早漏の定義は挿入から射精までが2分以内で完結する場合
を指しますから、挿入したらすぐにイッテしまうとか、俗に言われている
三こすり半で射精してしまうタイプは正式に早漏症という症状として認定
されるレベルということになります。
早漏によって男性は自信を無くし、セックスによって絶頂感を得られない
女性とのトラブルの原因ともされているので、この新薬が日本国内で販売
されたことによって、早漏の人が自信を持ってセックス出来るようになり
セックスの悩みが大きく改善したかというと、特に世の中に変わりはなく
相変わらず早漏に悩む人はいますし、彼が早すぎてセックスを楽しめない
という悩み相談も相変わらず見かけます。
では、なぜ早漏治療薬は絶大なる売り上げにならないのか?なんですが、
意外に、女性は早漏を気にしていないというか、どちらかと言えば女性は
早く終わる方が都合が良いと考える人が多いのが理由だと思います。
性風俗店の従業員の女性にとっては当然、早く射精してくれた方が仕事が
早く終わりますから良いのは当然でしょうが、夫婦関係においても夫とは
本当はセックスしたくないと考えている女性にとって、射精までの時間を
遅くする薬なんて迷惑以外の何でもないわけで、もしも夫が今日は新しい
薬を手に入れたから今までの四倍長く持たせられるから嬉しいだろ?とか
言われたら、顔で笑って心で泣いての心理状態かも知れません。
特にその気にならないセックスの場合だと濡れない場合も多いですからね
乾いた状態で長い時間、抜き差しを続けられたら苦痛以外の何者でもない
ということで、セックスレスになってしまうかも知れません。
というような理由で販売が上手くいかなかったのかは確証はありませんが
実際に売れなかったということは、必要とはされなかったということだと
思うんですけどね、真実はどうなんでしょうね。
なお、世界の平均は挿入から射精までは6分だそうです。
私が今までにセックスした女性の場合も、長く挿入して体位を変えて射精
をなるべく遅らせるのと、体位を変える度に射精まで完結させて、何回か
セックスするのではどちらを希望するか?と事前にセックスの好みを聞く
と射精までは短くて良いので、何度もいろんな体位でセックスしてみたい
という答えが多いので、射精しないでいつまでも挿入したままというのは
あまり好かれないのかも知れませんね。
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