マッチの炎、炭火の炎 [恋愛]
日本語の表現力の豊かさと、日本人の読解力と想像力の豊かさのおかげと
言える部分でもあると思いますし、言い難いことでもサラッと言うことが
出来るという利点もあるかと思います。
ということで、タイトルの話に戻るわけですが恋愛のカタチというような
意味合いで受け取っていただいても、セックスそのものとして受け取って
いただいても良いわけですが、マッチの炎は火を点けた瞬間に燃え上がり
炭火の炎はジワジワといつまでも燃え続ける違いがあります。
恋愛に限定したイメージだと、夏の恋は花火と言われるように一瞬激しく
大きく花開く花火のように一気に完全燃焼してしまうような感覚があって
実際に夏に始まった恋は終わりも早いという話も聞きます。
それに対して冬の恋は炭火のように時には激しく火花を上げることもある
ものの基本的にはジワジワとゆっくりと続いていくというイメージがあり
これまた実際のところ、冬に始まった恋は長続きするという話を聞きます
が、もちろん誰もが同じではないので夏に出会っても100年続く人もいる
と思いますし、冬に出会っても翌日別れる人もいるでしょうね。
あくまでもイメージの話ですから。
で、作者的にはセックスに例えるわけですが、一瞬で終わってしまう花火
のようなセックスに美学を感じる人も、もしかしたら居るかも知れないし
ピークの無いままに淡々と体だけでなく心も愛し合うという感じで炭火の
ようなセックスに快感(絶頂感のない心地良さ)を感じる人も居ることと
思いますが、自分に置き換えてみるとどうなんだろうと思うわけです。
花火のようにパッと激しく動いて終わるセックスがいいのか、マッチの炎
のように燃え上がってから少し余韻を残すのか、ライターのように炎の力
を調節しながらガス(体力)がなくなるまで続けていくセックスなのか、
そして炭火のように女性がイク、男が射精にまで至らないで、ゆるゆると
快感を感じながらいつまでも繋がっているセックス。
どんなカタチも相手次第の部分はあるかと思いますが、二人のセックスの
好みがなかなか口に出しにくい時、そんな時に好きな愛し方、愛され方を
表現する方法として、炎に例えるのはイメージしやすいと思いませんか?
というのが、一つの結論なわけでセックスの相性が合わないということが
離婚の理由に挙げられることもありますが、では実際に双方の理想とする
セックスのカタチを話し合ったことがありますか?という疑問があって、
今回の記事を纏めてみました。
もちろん夫婦だけでなく、自由恋愛であっても恋人同士であっても、短い
人生の中で同じ時間を共有する以上は、お互いがハッピーであることは、
とても大切なことだと思いますから、やはり双方がしたい事、密かな願望
は間接的な表現であっても口に出すことが大切だと思うのです。
あなたの好きな炎のタイプはなんですか?
ご連絡、ご意見、ご感想は contact@ponta.pet までどうぞ。
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